今回のイギリス旅行は二年越しの企画となります。
昨年、アメリカを車で横断しましたが、当初はイギリス旅行を考えていました。
しかし、イギリスは植物園やガーデン、その他の史跡などが多く、事前の調査が間に合いそうもなかったので、「アメリカ大陸横断 花の旅」というシンプルな目標へ変更した経緯があります。
アメリカは車で横断したので、今度のイギリスは自転車で巡るアイデアも本気で検討しました。
しかしイギリスは、比較的に治安は良いほうですが、盗難には十分な注意が必要なようです。
ネットで検索したホームページやブログで、イギリス自転車旅行で、タイヤだけ盗まれたとか、写真を撮ってる1~2分の間に、停めておいた自転車ごとなくなった等々の記事を読んで、「自転車で旅して、植物園に寄って花の写真を撮る」などという計画は、肉を背負ってハイエナの群れに飛び込むようなものだと諦めました。
そんなですから、車を運転していても、「ここを自転車で走ったら、どんなだろうか」と、ついつい考えてしまいます。

ブローラ(Brora)の街を過ぎたあたりで、前方に低い丘のような地形が見えてきました。

緩やかな坂道を登って行きます。
車なら何でもない道路ですが、自転車だと、こんなふうにタラタラと続く坂道は嫌でしょうね。

道路の左斜面いっぱいに黄色いハリエニシダが咲いていました。
右下の斜面にも繁茂しています。

道路のすぐ横を鉄道が並走しています。
この鉄道はヘルムズデール(Helmsdale)から内陸へ入り、北の外れで二つに分かれて一本はサーゾー(Thurso)へ、そしてもう一本は、再びこちら側の海辺の町、ウイック(Wick)へと繋がっています。

自転車だと辛そうなアップダウンを繰り返し、道路は海岸線に沿って続いて行きます。

海は穏やかで、これが海なの? と思うような不思議な静けさで広がっていました。

平坦な場所では、道路のすぐ横が牧場です。

そんな道を走り続けて、

大地と雲の仕草に心奪われながら、果てない空の下を、北へ向かって走り続けました。

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