デオラリのGH(ゲストハウス)で滑り止めとスパッツを返却しました。
二日間のレンタル料は1400Rsでしたが、日本から背負ってくることを考えれば安いものです。
デオラリを出発すると、目の前に雪の帯が見えてきました。
一昨日見た雪崩の痕です。最下部にデブリの塊を認めました。
後から知ったのですが、20数年前にこの場所で、日本人パーティーが雪崩に巻き込まれ亡くなっているそうです。

左手の斜面に雪解け水が流れ、サクラソウが枯草の中に花を咲かせていました。
2時間も経ずに、4000メートルの冬の谷から、花咲く早春の谷に下ってきたことになります。

岩と雪の水墨画の世界を振り返りながら、花咲く谷を下って行きます。
新しい命が萌える芳しい早春の季節は勿論、私は水墨画のような冬の季節も嫌いではありません。
そう、嫌いでないと言うよりはむしろ・・・

固まった雪が崩れ落ちた、ごろごろした雪崩の痕を横切りました。

背後の谷の中に、デオラリGHの青い屋根が見えていました。
そのときふいに、 「雪よ岩よ我らがやどり、おれたちゃ街には住めないからに ♪ 」のメロディーが左右の耳の間に聞こえました。
本当にありがとう、美しいものを見せてもらいました。
そして、さようなら。

目の前に巨大岩(Huge Rock)が近づいてきました。

そこを過ぎると、サクラソウのブーケに飾られた道が始まりました。

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ヒマラヤトレッキング 花の旅 index 1
ヒマラヤトレッキング 花の旅 index 2

私も慣れない手つきでパソコンから「雪山賛歌」を探して聴きました。有難うございました。