先に説明したように、今回の旅は事前調査が不十分で、観光地では殆どが出たとこ勝負でした。
この場所も同様です。
まず最初に出会ったアガラスピークに気を取られて、のんびりと鑑賞していましたが、他の車が、何だか先を急ぐ素振りで走り過ぎて行きます。
あぁ! 多分、ここは核心部分でないと、私も遅ればせながら気付き、再度猛ダッシュをかけました。


10分程も走ると、何かで見覚えのある光景が視野に入ってきました。
刻々と表情を変えてゆく空に、宵の月が何とも嬉しいではありませんか。

右手の谷の鞍部のような所に灯りを見つけましたので、夜の仕度を始める大地の表情をカメラに収めながら、その方向へとはしりました。

灯りが見えた場所に「ビューホテル」がありました。
その場所で私は、50年以上も前に白黒のテレビで見た、日没間際の西部劇の舞台を目の当たりにすることができたのです。
本当に、永い旅路の果てに再会できた光景でした。
いかがですか? 下の写真
夕闇迫る月明かりの下で、狼の遠吠えを聞きながら幌馬車が走って来るような気がしませんか。


今朝の5時から時を忘れ、感動的な光景を追い求めてきました。
アメリカ横断四日目の旅の一日が終わろうとしています。
ところで、今夜は何処に泊まろうかとナビでモーテルを探すと、一番近い場所がフラグスタッフ(Flagstaff)で、南へ約240キロ、北で一番近いのがモアブ(Moab)で、これも同様の230キロです。
そうだよな~、ここは西部劇の舞台なので砂漠のど真ん中。
人々が暮らす町から最も離れた場所に居るようです。
そこでもう一度、ナビで次の目的地、セントルイス植物園を探索すると、モアブ経由の北回りのルートが表示されましたので、ナビの仰せの通り、モアブへ向かうことにしました。
渡米四日目、いよいよ初の夜間ドライブを敢行します。
さて、この日は更におまけが付きました。
なんと!3時間以上のドライブでモアブに着くと、モーテルが満員だったのです。
後から考えてみれば、この日は観光地が客で賑わう土曜日でした。
この夜は、致し方なくモアブの公園の駐車場で、もしもの為にと持参した、寝袋での車中泊となりました。
しかし、朝に目が覚めるまでは前後不覚でした。
朝から1200キロ以上はドライブしていますから、よっぽど疲れていたんでしょうね。
4月16日のルートと位置

※ 他の記事へは index をご利用頂くと便利です。
アメリカ大陸横断 花の旅 index 1 . アメリカ大陸横断 花の旅 index 2
その他の「花の旅」はこちら → 旅の目次





































