ゴールデンサンド・ビーチはシャングリラ系のリゾートだそうです。玄関を入ってホテルを突き抜けるとビーチリゾートが広がっていました。
私はハワイやグアムなどのリゾート地には行ったことがないのですが、旅行会社のパンフレット写真にあるような光景が展開していました。
幾つものレジャープールや、椰子の下にはカフェテリアがあります。
海に出ると、カラフルなビーチパラソルが並び、ウォーターバイクが白波を立てています。
白い半袖シャツにズボンを着用した、水着姿ではないグループが、水を詰めたゴム風船を、二人一組に持った布でネット越しに投げて、受けるゲームに興じていました。
暫く、その様子を見ていましたら、一人のコンンガリと日焼けした青年が、最初は英語で、直ぐに日本語で「パラセイリングをしませんか」と声を掛けてきました。
「おお! 日本語が話せるんですね」
「はい」
「日本語学校で覚えたの?」
「いいえ。日本の知人などから教えてもらったりして自分で覚えました」
「偉い!」
「ウォーターバイクも楽しいですよ」
「いやいや、今日は水着も持ってきていないし、様子を見に来ただけなので、御免ね」
と言う訳で、彼の写真を一枚撮らせてもらってから、ビーチを後にします。
ホテルの建物がビーチを取り囲んでいます。ここでは強烈な陽射しを避ける為でしょうか、建物の窓は北向きです。
そうだったんですね! だから、島の北側にリゾート地が広がったんですか。
本当に「所変われば品変わる」ですね。日本では絶対にリゾートホテルの窓は南向きですもの。
ホテルの建物に戻って、売店やストレッチルームなどを覗いてからホテル前の通りを横切り、町の様子を探索してみました。
そうなんです。ビーチでのんびりと海を眺めて昼寝するなんて、私には退屈で、とってもやってられないんです。
立ち並ぶコンドミニアムの下にネットカフェ、スーパー、カフェテリア、果物屋などが並んでいました。
周囲を一廻りして、私は結局この町に40分程も滞在しただけで、ジョージタウンへ帰ることに致しました。
バスに乗る前にホテルで購入したスプライトが11リンギだったので、「暴利だ」と感じたのを覚えています。日本円で300円程度ですけどね。
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