*begejstring for DANMARK*

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祝♪1周週!(なんだそりゃ)

2005年07月28日 | *デンマーク・北欧諸国*
ブログ始めてもう1週間。早いね! 書きたいことがまだまだあって逆に困ってる状態。思ったよりもいろんな人が見に来てくれているようなので嬉しいような恥ずかしいような。

さて、ブログ始めてから夜はニュース以外のTVをめっきり観なくなった私。でも今日貰ったメールで「これが地球の絶景!!世界の瀑布スペシャル」で中国・九寨溝(キュウサイコウ)を紹介するから観てね!という内容のを貰ったので観てみることに。

メールをくれた彼女、Iちゃんとは初めて行った遠くペルーツアーで知り合った。お互い一人参加、で、そのペルーでいろいろとあったので、帰国してからも時々会ったりしてるんだけど、彼女も私も世界遺産・絶景好きで話が合う。そんなIちゃんが突然決めて行って来たのがその九寨溝。よく旅行会社のパンフに取り上げられているので目にはしていたが、良くは知らなかったので丁度良かった。

さて、実際観て見ると確かに絶景! 感動しながら帰ってきたのもよくわかる。「ここの水を見たらほかの水は見なくてもいい」とも言われてるらしい。それも納得。日本ではもう、こんな綺麗な水は見れないかも。ちょっと食指が動く。
…ただ、今はアジア方面に目が行っていないからなぁ…昔、中国に憧れて中国語を習いに行ったけど、あまりの発音の難しさに3ヶ月で挫折(先生は若くて綺麗だった)。「シ」だけで4種類の発音があるなんて、私には出来ませんです、ハイ…あ、でも世界で一番難しい発音といわれるデン語を習ってる今なら、少しは出来るようになるかも!? 
懐かしいなぁ、そういえばその時はかなり中国マニアだった(ハマるととことんタイプ)。でもその時の資料を未だ取って置いているのも私らしい(だから部屋がすごいことになっている)。みなさん、『西遊記』は知ってると思うけど、他に『東遊記』『南遊記』『北遊記』もあるのご存知? あわせて『四遊記』と呼ばれていて、この本とか探すのによく神田の古本街通ったもんだ。インクの匂い嗅ぐとほっとするタイプなもので。

さてその九寨溝、ペルーもそうだったけど、ここもかなり標高が高いのでその辺がかなり大変だったって。私は理由があって2回ペルー行って4300mぐらいのところまで行ったけど、他の人に比べて元気だったのでどうやら私は順応性が高いらしい。まあ、かなり勉強もしたので、高山病については私に聞いて! とりあえず言えることは、すぐ酸素ボンベ使っちゃ駄目! せっかく体が慣れてきてるのに、下界と同じに戻っちゃうよ。よっぽど辛くなったらしょうがないけど、もうそれ以上は登らず、できれば下界に下りること。下手すると死にます。

話があっちこっち行ってるな…

で、その番組で最初に取り上げられたのがアイスランド。以前、アイスランドってあまりに肥沃でとても良い土地だったので誰も来ないようにわざとそんな寒々しい名前にし、逆にグリーンランドは氷ばかり(?)でできた住みづらそうな土地だったので、人がいっぱい来るようにそんな名前を付けたって聞いたけど。
ま、とにかくそのアイスランド、そこを訪ねたのはモデルのはなちゃん(彼女、大好き♪)。ここも言葉にならないほど絶景! 行ってみたい国がまた増えた。
そこではギャオ(だったかな)という“地球の割れ目”と呼ばれる場所があり、その1画に旗が立っている場所が。そこが、世界で始めて「民主主義会議」を開いた場所だとの事。
それもヴァイキングが。
荒々しいイメージばかり先行するけど、それを聞くと今の北欧の人々の考え方などに結びつくような気がする。昔からずっと変わらず、自分たちのペースで生きてきている彼ら。同じように小さい国でも終戦後アメリカの情報を最優先している国とは大違い。やはり自分たちの肌に合わない、ということに薄々気付いてるのに…無理がたたって、今はこんな 日本は今、どこの国?


とにかく、今この先不安なのが技術の継承。才能ある人はもっとその才能にお金を出してくれる国に流出。確かに会社の施設等を使って生み出したものは会社のもの、という気持ちも分からないでもないけど、それによって莫大な利益を上げたことには間違いないんだし、「成功報酬は利益の○%」とはっきり謳った方が社員だけでなく世界中の技術者とかが集まると思うけどなぁ。効果的で合理的、時間も無駄じゃないと思うけど、そのほうが。あ、こういうことに関して私は全くのド素人だけど、資源もなく、やる気ある働き手もなく(少子化やニート問題など)、技術もない国って、その内(すでに?)誰にも見向きされなくなるよね? その内アメリカどころか中国の属州になってもおかしくないよ、ホント。以前とある人(男性)とこの技術者海外流出の話をしたら「でも、そんな技術、お金で買った方がラクじゃん。時間もかかんないし」と言われ絶句。だ~か~ら~、資源もないし売るモンないしこれから日本国内にお金が入るような要素もない中、どうやってその金を生み出すっちゅうねんっ! だから手仕事の技術継承や頭の中で生み出せる才能を逃さないようにしてかないとっ!!って、…はぁぁ、疲れました あ、みんなの方が疲れてる? 

そういう点で、本当にデンマークは社会が良い形で技術継承をうまくやっていると思う。先日行った「デンマーク家具研修旅行」ではそれを目の当たりにしたので余計にそう思う。日本のように社会的立場が「デザイナー>職人」ではなく、「デザイナー=職人」のデンマーク。そしてまた、すごく熱心。誇りを持って職人さんが働いている。そして優しい

まあ、今日のような言葉が出たのはそもそも「岡野工業の岡野雅行さん」(どこかで聞いた名前、と思っても野人岡野のことではない。昔後援会入ってたけど)がTVに出ていたから。この人がいたお陰で携帯電話が小さくなった、といえば大体の人がわかるはず。充電池のケースを作ったすごい人。ウォークマンのもそう。「不可能と思われることだからこそ可能にする」と言い切るところがまたすごい。その言葉は励みです。
とにかくこの人はとんでもない技術、そして想像力を持っている人、とうとう「痛くない注射針」まで考案、直径0.2ミリの注射針というのはすごい! 世界最小だそう。それはちなみに糖尿病の人のためのインシュリン注射(ペン型)のものとして紹介されていて、9歳の小さい女の子がそれを自分で打っている姿は痛々しかった。その子は1型糖尿病とのこと、つまり先天性って言っちゃっていいのかな(kanaheiちゃん、教えて)で、小さい子が特になるとのこと(一般的に言われている糖尿病とは2型糖尿病(98%の割合)のことで、生活習慣のせいといわれてるもの)。
データは古いが、デンマークでもNovo Nordisk社がノボペンとか呼ばれるペン型の注射器を出していて、そちらの直径は0.3ミリと書いてあった【出典「DENMARK SPECIAL」より 】。そんなものを作ってしまう技術が、今の日本にはまだある。でもこの先はどうなるんだろう…? 

Ojala! うまく、その技術が継承していくことを。


今の子供たち、特に小学生以下の子たちは、とにかく遊んで遊んで遊んで、毎日いろんなものに触れて、感じて、想像力、逞しくして欲しい。


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