高次脳機能障害ピアサポートセンタースペースナナのブログ

スペースナナは、NPO法人脳外傷友の会ナナが運営する高次脳機能障害者とその家族を支援するための施設です。

スペースナナ通信73号

2017年09月08日 12時40分24秒 | スペースナナ通信
【GWは横浜県庁でお祭り出店】
5月3日、今年から始めて県障害福祉課の紹介&抽選で選ばれ、県庁の駐車場を会場に出展に行ってきました。この日は横浜のお祭りも開催されていたので、人出も非常に多く販売も順調だったようです。出店で用意したのは、クッキー&ジャム&オレンジピールなどでした。この日に備えて幅広のタープを購入しておき日差しを避けながらの販売となり、10時に販売を開始。周りにも福祉関係の出店がありましたが、スペースナナだけ物品が飛ぶように売れたようです。1時には完売となり、参加者&職員は早々に解散したようです。

【第1回平塚港の釣行】
4月から開始するスペースナナの平塚港での釣行は、4月は予定日が雨模様だったので、5月22日(月)が第1回目となりました。利用者4名と職員2名で行ってきました。今年度の潮見表が手元になかったので、この日の満潮&干潮の動向が分からずでしたが、コマセを撒くと多少の潮の動きはあったので、少しだけ期待を持ちながら皆さんタックルを準備し、この日の釣行が始まりました。投げの仕掛けでやっていた人に、ほどなく良型のヒイラギがヒットし、サビキでコマセを打っていた人達にもコマセに寄ってきたサバの子供「サッパ」がヒットし出しての今年の出だしとなりました。
 
 
【5月&6月の誕生会は餃子&ハンバーグデミソースパーティ】
5月の誕生会は餃子パーティにしました。今回はスーパーの安売りで合挽き肉が安かったので、いつもの豚挽肉ではなく初めて合挽き肉の餃子にしてみました。その他いつもは食感が良くなるように、レンコンの水煮をみじん切りして混ぜていますが、今回はレンコンの代わりに玉ねぎのみじん切りを使ってみました。今回は月末開催だったので、会計から食費が余裕で余っているとのことで、いつもは余った餃子の種を利用して中華スープを作るのですが、豚肉と里芋を使った白味噌トン汁を合わせて作りましたがこれには皆さん好評だったようです。餃子は全部で330個作りましたが、大食漢ぞろいでほぼ完食となりました。6月はこれも定番のハンバーグデミソースパーティにしました。鳥もも肉2kgをミンサーでひき肉にして&合挽き肉1,5kgを合わせて玉ねぎ&卵&パン粉&牛乳で一生懸命捏ねに捏ねて巨大なハンバーグの種が出来上がりました。皆で手のひらサイズのハンバーグを96個完成!同時に作ったデミグラスソースをかけて食べましたが、こちらも大食漢ぞろいでほとんどのハンバーグが売り切れとなりました。

【熱海日帰り温泉旅行】
6月26日に昨年改修工事を終えた「かんぽの宿熱海別館」に利用者&家族&職員合計6名で行ってきました。ここは、改修前には入浴料600円で利用できたのですが、改修後は一気に値上がりして入浴料1,500円となってしまいました。その代わりに昼食とセット料金にすると400円ほど割引きになるので、それをインフォメーションして、希望者と行くことにしました。お風呂は値上げをしただけあって、以前は大きなお風呂がひとつだけでしたが、今回は数種類のお風呂と大きな露天風呂が備わり、とても気持ちのいいお風呂に進化していました。ただし、以前とは違い日帰り温泉は12時から&レストランは11時30分からの設定に変更されていたので、11時頃に到着したので少し時間を待ってから先に昼食となり、私は一番安い1,900円のAセットのアジフライ定食を頼んでみましたが、なんとプリプリの大きなアジフライが2枚ついてきたのでお腹がいっぱいとなり、お風呂の中で少しお腹がきつかったです。

【7月の誕生会は2回開催】
7月は利用日の違う利用者の誕生日会なので、5日と18日に行いました。1回は餃子パーティでもう1回はハンバーグカレーにしてみました。今回の餃子は、スーパーロピアで合挽き肉がとても安かったので、それを使っての餃子にしてみました。豚挽肉の餃子に比べてとってもジューシーな餃子になりました。2回目のハンバーグカレーは合挽き肉と鳥挽肉のミックスで、こちらは鳥挽肉を多く使うのでさっぱり系のハンバーグになります。カフェキッチンの業務用ガスオーブンで一気に焼くので皆には3個乗せて配ることができます。おかわり君は2回目も3個乗せでおかわりをしていました。

【夏の新潟旅行】
7月24日~26日に利用者4名職員2名の合計6名で行ってきました。今回夏の旅行は長野白樺湖に行こうかと思っていましたが、まだ新潟に行ったことがない利用者が初参加となったので、急きょ新潟に変更することにしました。6名とマル&ナナミで10時にスペースを出発途中2回休憩をとり、4時にふるさと村に到着し、この日の夕食の佐渡港産の刺身とお寿司&枝豆を仕入れて、次にイオンで2回分の朝食の食材を買って私の実家には5時前には無事到着となりました。外崎さんが夕食の支度をしてくれている間に、我慢できない人はプシュとしていましたが、、、準備も整い1日目の「乾杯」となりました。初めて新潟に来た利用者は、日本海育ちの魚の身のしまった食感に驚きと感動を口にしていました。この日は私が茹でた新潟「湯上がり娘」も好評で、皆美味しいと食べてくれました。夕食後はカラオケタイムとなり、皆頑張って夜まで歌っていました。2日目は犬の散歩と朝食を済ませた後新潟水族館「マリンピア日本海」に事前の減免申請で無料で行き展示を満喫しながら途中でイルカショーを見学、この日は夏休みなので子供連れの家族や幼稚園の団体で見学者がいっぱいでした。水族館内のレストランで美味しく昼食を楽しみ、次の見学地の朱鷺メッセに移動しました。展望台が31階なので新潟市内一望できるのですが、あいにくの雨模様で景色もあまりよくなく佐渡ヶ島も見ることができませんでした。時間のゆとりができたので、以前にも行った「新潟せんべい大国」にも立ち寄ってみました。工場では炭火手焼きの見学と焼きたてせんべいの試食ができました。帰りにまたふると村で刺身と、この日は土用丑の日だったのでウナギも買い込み2日目の乾杯となりました。3日目はようやく天気も回復し、お土産を買って帰るだけとなりましたが、実家から日本海がすぐ近くなので、お土産を買い出しに行く前に近くの海に立ち寄ってみました。快晴だったので、前日朱鷺メッセの展望台から見ることができなかった佐渡がきれいに見えたので、皆も感動してくれました。

【夏の畑で収穫】
4月から希望者を募って開始し、作業に取り組んできましたが、7月に入り各野菜の収穫が本格的になってきました。トマトやピーマン、スナックエンドウ、インゲンなどは行くたびに収穫できるようになってきています。利用者の種から植えた利用者のトウモロコシと枝豆は、1回目の収穫が終わり2回目の苗が順調に育っています。この人は収穫した33本のトウモロコシをカフェの前に2本100円で売りに出し、利益をあげることができたようです。私の野菜は種から植えたつる無しインゲンとスナックエンドウなどでもうすぐ1回目の枝豆の収穫ができそうな状態になってきています。参加している利用者の中には、自宅で家族が沢山作っているので自分の苗は育ててはいなく、畑のお世話と草むしりを手伝ってくれています。この人は外で体を動かすことが好きで、畑を確保したことでその人のニーズにこたえられる作業と活動を展開することが可能となりました。収穫が終わった畝は、次の冬野菜の準備のために中和剤の消石灰を撒こうと思います。

【山梨吉田うどん&忍野八海日帰り旅行】
8月28日(月)毎年夏恒例の山梨ツアーで忍野八海近くの安くて美味しい吉田うどん屋「いなか」忍野八海に利用者7名、家族1名、職員2名の合計10名で日テレ号に乗って行ってきました。いなかは、とても安くて牛肉の肉うどんが450円&天ぷらうどんも450円なので、私は600円の肉うどん大盛りに挑戦してみました。男性利用者1名も天ぷらうどんの大盛りに挑戦していましたが、食べても食べても中からうどんが出没して、二人共完食するのに苦戦してしまいました。食べ終えてから10分ほど近くの忍野八海で腹ごなしとお土産の散策をしました。この日は月曜日にも関わらず観光客でいっぱいでしたが、どうやら日本語よりも中国語のほうが多く飛び交っていたようです。パワースポットの富士山ツアーには忍野八海がセットになっているようでした。残念だったのは、中国人は環境保全やマナーに対する意識が低く、メインの透明で透き通った池の中には、中国人が投げ込んだとみられるお賽銭が多く沈んでいました。とても残念でした。トホホ