限界麻雀攻略論

中級上位、上級者向け。

リーチ病にならない為には

2016-05-04 20:08:20 | 作戦

トップ目が30000差くらいの抜けてるトップで残り3人は団子状態で南一局のトップ目の親番。
こんな手が入った。
北家 ドラ 十順目くらいに

  
ツモ

は生牌で対面がホンイツぽい一副露の仕掛けをしている。
この時の立直を打つ衝動がハンパなかった。なぜなら、とスルーして我慢に我慢を重ねてのこの聴牌だからである。
それにもし絶好の待ちなら、トップ目の親でありリーチつもで裏3なり載せて、親被りしてやろうという気でいた。

しかし、その前に考えておくことがあった。
1、は山にいそうだが、が3枚飛びである。
見た感じ、良い待ちに見えるが見方によっては微妙な待ちとも思える。

2、出和了6400。
出和了満貫と大して変わらない点数である。

3、裏ドラが載りにくい。
裏3とかになったら確かにトップ目との点差は縮まるし、そういう麻雀もあるだろう。
だが、私の麻雀は運には基本的に頼らない麻雀であり、確率の低い裏3なら確率の高い裏1を取る麻雀であり、
裏ドラを期待する場合もあるが、基本的には期待しない。

4、場が煮詰まっている。
ここで南をポンされて南家との一騎打ちでも微妙だ。
こっちもメンホン聴牌だが、やはり脇の二人からのポロリも期待する必要もあっただろうし、場合によっては降りも考えておきたい。
ソーズが3人の河には安いが、私の河にはソーズは一枚切れていない典型的なホンイツの捨て牌だ。
リーチなんて打ったらそう出ることもない。ダマでも、抑える人間はいるだろうけどもね。
でも、打ってる面子のレベルも普通くらいであった。

本当に感情や勢いだけで打っていたらこんなん曲がっていておかしくない。
別にこの局面でリーチが間違ってるという訳でもないが、基本、勢いだけでリーチを打つ人は、
感情が込み上げてきたら俯瞰的に自分を内観し頭を冷やす癖を付けることである。
私もそういう癖をつけるよう心がけてはいる。

私は生牌の南をそっと打ち苦渋のダマを選択し、上家から6400を和了、その局は無難な2着を獲った。


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