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cc vol.26


夏が来れば思い出す
 創造集団パノラマ屋/安達良春

 夏が来れば思い出す。私の場合は遙かな尾瀬ではく、白浜ですが。強い日差しに、浜風。観客がいて、思い思いに音楽を楽しむ…。
 一昔前、ハマロックという野外音楽祭があった。地元アマチュアバンドが自分達の手で作り上げるイベントだった。自分達で場所を借り、参加者を集め、スポンサーを集め、ステージを作り、観客を集め、演奏し、最後まで片付けた。「イベント」と言うより「お祭り」と言った方がいいのかもしれない。伝統あるものではないし、運営の不手際や悪天候、不測のトラブルもあったし、見方を変えればただの「お祭り騒ぎ」だったのかもしれないが、私にとっては間違いなく「お祭り」だったなぁ。
 回数を重ねる毎に少しずつカタチを変えながら続けられ認知度も高まったが、今はもうない。
 なくなった事が寂しい?確かに寂しい。
なくなって楽になった?確かに楽になった。
またやりたい?確かにやりたい。
なら自分でやれば?……ここで「よし、自分がやる」と言わないのは、身の程を知っているからか、単に面倒くさいからか……。
 ハマロックがなくなってから数年経つというのに、毎年この時期になると思い出す。ハマロックを知らない人達も多くなっているのは間違いないし、今でも音楽イベントは数多く開催されている。カタチは変わっても音楽を続けている人はたくさん居るハズだ。
 あの時ハマロックに向けられていた情熱は、今どこに向いているだろうか。自分も含めて、あの情熱が何処かで、何かのカタチで実を結んでいればいいなぁ…。と、毎年ここまで考えると、自分にも夏がやってくる。
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cc vol.25


夏の夜に「かいだん」など…
 演劇ユニット遊鳥座/五十嵐隆

 もう何年前でしょうか。白石加代子さんの舞台『百物語』を観る機会がありました。いやぁ、怖かった。何が怖いって、まず物語以前に白石加代子さんの顔と声が怖い。「怪談」は、「どんなネタを話すか」よりも「どんなふうに語るか」が大事なんだなぁ、等と感心した記憶があります。ということで、第650回FANSです。テーマは「かいだん」。
 先月の遊鳥座盛岡公演作品『階間(はざま)のヒトビト』の八戸バージョンです。ゲストの十和田市・劇団かしの会の野崎能成さん、スペースBENオーナーの田中勉さんの「かいだん」にもご期待を。どんな舞台になるのやら。怪談話でうすら寒くはなっても、芝居が寒くならないことを祈りつつ。

【公演情報】
第650回FANS
『納涼企画“かいだん”』 
とき/平成18年7月21日(金)
開場18時30分、開演19時
ところ/スペースBEN(八戸市柏崎1丁目)
※公演プログラム(予定)
1 『おしどり』 原作/小泉八雲
  演出・出演/野崎能成(劇団かしの会/十和田市)
2 『かいだん』 作・演出/五十嵐隆
  出演/岡山奈津恵、白戸晴恵、木根寿恵、川井涼香(演劇ユニット・遊鳥座)
3 「怪談トーク」
  出演/田中勉(スペースBEN)
●飛び入りで「怖いハナシ」、「怪談話」をしてくれる方、大歓迎!
●上演順が変更になる場合もあります。
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amuse 2006年7月号


7月19日ICANOF展(八戸市美術館)スタート
『あなたも沖縄展に参加しませんか!』
 豊島重之/八戸・ICANOFキュレーター
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