相洋高校カナダ研修

研修の近況を報告いたします。

研修6日目(7月15日)

2024年07月16日 01時26分42秒 | 日記


今日は、インターアーバンキャンパスのイノベーションラボで、理工学系のお勉強。

ジャックホワイトという、普段授業を受けているのとは別の建物のInteraction Labという本格的な研究室で体験型の授業を受けました。


本格的な研究室に入る経験は日本にいるときでさえあまりないのではないでしょうか。とても素晴らしい体験だったように思います。 



まず、機械工学において、順序を立てて考えることの大切さを学びました。

①物を作るにあたって必要なことを理解して、プランを考える。

②次に、①で考えたことを明確にし、アイデアを具体化する。

③ ②をもとに試作品を作る。

④ ③をテストしてみる。


これは理工学だけではなく、日常生活のさまざまなことに応用できそうですね。


そのあと、earthquake gameというアクティビティを行いました。

茹でる前のパスタの棒とマシュマロを使って高い塔を作り、その高さと耐震性を競うゲームです。

マシュマロで土台を作ったり、それをこねて粘り気を作り、パスタをくっつけて塔をつくっていきます。




最初は、高さを競いました。とにかく高い塔を作れるかが勝負です。


測る直前で崩れるグループもありました。


95センチの班がありましたが、直前で崩れたので、参考記録になってしまいました。ですので、第一位は、グループ1(加藤彩良さん、斉藤さん、溝延さん、油田さん)でした!!




続いて二回目は、今度は高さだけではなく、耐震性も求められます。earthquake gameはここからが本番です。今度は建物の上に恐竜のフィギュアを置いて、揺らした時にそれが落ちないかも評価の基準に入ります。

再び考えてから、挑戦します。

建物の構造をさっきよりも入念に考えてから作り始めなければなりません。


真剣な表情で考えてから、組み立て始めます。



完成!



これはすごい。耐久性も良さそうだ。






どの班も頑張りましたが、恐竜が落ちなかったのは、グループ1(加藤彩良さん、斉藤さん、溝延さん、油田さん)でした!!パート1に続き2冠です。



グループ5(奥津さん、小川真由子さん、奥住さん)もよく考えて頑張りました。揺らして恐竜は落ちてしまいましたが、建物自体は壊れなかったので構造は良かったと思います!


物を作っていると時間が早く流れますね。

あっという間にお昼になりました.


キャンパスのいろいろな場所でお昼を食べていました。



ご飯を食べ終わったあとに、外国の学生とバスケやバレーで交流している人もいました。その中には数日前に一緒にビーコンヒルパークに出かけたメキシコ人留学生もいました!素晴らしい交流でした。





午後は、また変わった創作系アクティビティーをしました。


まずは、Reach the Lightbulbというものです。

これは電球に手を届かせるために、紙と板を使って足場を作るというものです。(このアクティビティのタイトルは比喩であり、実際に電球に手を伸ばすわけではありません)


発想の転換でこんな踏み台を作ることができます!素晴らしいですね。


次の創作は、ボードの上にビー玉が転がる道を作ります。




スタート地点、ゴール、途中経由する道を、いろいろなものを使って作ります。パート1では、ビー玉がいかに速くゴールに到達したかを競います。ただし、ビー玉は、ボード上に作ったすべての道や物を通過しなければいけません。

ものはなんか使っても良いというルールのようです。


これも必要なことをよーく考えて理解し、その考えを明確にする。そのあとは、実際に創作してテストする。先程のアクティビティーと同じ手順で行っていきます。




素晴らしい作品が続々と完成していきました。



一番早くビー玉がゴールしたのは、

グループ3(相原さん、鈴木さん、若竹さん)でした。まず大前提としてビー玉がゴールに入らなければいけないのですが、もちろんそれをクリアしつつ、1.86秒のタイムを叩き出しました。



すばらしいですね。

次にパート2です。今度は同じようなビー玉ロードを作るのですが、今度は2つのビー玉が通るような仕掛けを作らないといけません。そして今回は、早さではなく、いかに長い時間ビー玉が道を通ってゴールをするかが勝負です。つまりさっきと逆で、ビー玉がゴールする時間がいちばん長いチームが勝ちです。

ルールが違うので、また新しいアイディアを考えます。


ビー玉の転がりを持続的にするためには、ボードの上にさっきよりたくさんの道を作る必要があります。

より長くビー玉を転がし続ける装置を作った班は、グループ1(加藤彩良さん、斉藤さん、溝延さん、油田さん)でした!!

最後のは写真がなくてごめんなさい🙇‍♀️




明日は午前中は英語の授業で、午後は、
ドラゴンボートに挑戦です。


楽しみですね!!















週末特別企画(7月13日・14日) PART1

2024年07月15日 12時54分45秒 | 日記
1週間の授業を終え、週末は生徒それぞれの予定で過ごすことになります。
ホストファミリーと出かけたり、友だちとショッピングに出かけたり、一人で気ままに街を散策したり、家でリラックスしたり・・・。中には先日知り合ったメキシコからの留学生と約束をして遊んだ生徒もいました。まさにこちらが想定した以上の国際交流。海外研修の醍醐味ですね。
生徒から集めた写真をコメントと共に紹介していきます。
容量の関係で今日はPART1。残りの生徒の分は明日以降に報告します。ご了承ください。
ちなみ今日のトップ画面は、Fisherman's Wharf「フィッシャーマンズワーフ」です。昔中学の教科書に登場して、こういうのがあるんだよと知ったかぶりで授業をしていましたが、今回自分の目で本物を見ることができて感激しました。

①溝延さん・相原さん



本屋、美術館、お城に行ってきました。

②奥津さん

音楽祭は先日みんなで行ったビーコンヒルパーク。
博物館はクレイグダーロック・キャッスルです。

③加藤彩良さん・小川真由子さん

土曜日はショッピングに行ってお家のプールで遊び、日曜日は公園や屋台のあるビーチに行きました。

④山口さん

海へ行ったり、ショッピングに行ったり、料理を手伝ったりしました。

全員分載せられなくて申し訳ありません。続きはPART2で・・・



研修5日目(7月12日)

2024年07月14日 05時06分05秒 | 日記
更新が遅くなり申し訳ありません。

今日は朝からカナダの先住民についての研修を受けました。



まずは、屋根のある多目的広場で、お香のようなものを体にかけました。これは、体の健康など様々なものを祈る目的があります。

日本にはない文化ですので、知ることができて良かったです。



次に先住民について講義を聞きました。


知らない固有名詞がたくさん出てきて、かなり難しかったと思いますが、みんな真剣に耳を傾けておりました。

この土地特有の植物についてのお話では、ある植物を薬にしたときの効用や、またある植物の言い伝えなどを学びました。




このような配られたカードの植物を探して、グループごとにキャンパス中を探索しました。


よーく探して、、、


見つけた!


次は、先住民の方の歌と演奏を聞きました。
太鼓のような楽器に合わせて歌を歌ってくれたのです。


それに対して、お返しに私たちも何か歌おうということになり、日本国家を歌いました。


カナダの先生も一番好きな国歌だと言って喜んでくれました。

お昼ご飯を食べて、午後は再び先住民についての話を聞いてから、この土地特有のアイテムに触れたり、実際に作る、という体感型のアクティビティーを行いました。

これは太鼓のようなものです。実際に叩かせてもらいました。



その後は、現地のアイテムを作りました。

穴に針を通して縫って行くわけですが、裁縫は得意な人もいれば、そうでない人もいると思いますが、みんな一生懸命縫っていました!



できたのがこちら





これは大切なものを入れるものだそうです。


これは良い思い出の品となりました。ぜひ日本に帰ってから、ご家族にも見せてくださいね。

最後は日本語でありがとうと伝え、お別れをしました。
とても感動的なシーンでした。

研修4日目(7月11日)

2024年07月12日 16時50分16秒 | 日記
今日の授業は昨日の続きから。 プレゼンテーションの準備を進めます。 お題は、ビクトリアのスポットやアクティビティーでした。

朝約1時間半準備する時間がありました。


昨日の夕方はまだ全然進んでいない人が多かったですが、みんな今日の追い込みはすごかったですね。日本語に頼ってしまうからと、今日の準備は、我々教員は手伝わないでと先生に念押しされたので、みんな準備を見ていません。

シャナ先生からオッケーが出たので、我々が教室に行くと、なんと、ちゃんとプレゼンができている。自分を追い込んでよくがんばりました。

一生懸命、英語で伝えようとする姿勢はとても伝わりました。

みなさんの発表を見て、ビクトリアの観光スポットがよくわかりました。


今回の発表できいたところに週末にお出かけしたり、ホストファミリーに連れてきてもらう場所もあるかもしれませんね。


プレゼン中に見せるポスターの作成もうまくいっていましたね。絵のうまさは個人差があるけれど、一生懸命描いたのが伝わり、なんだかほっこりする気分になりました。ポスターなど視覚的なものがあった方が、情報は伝わりやすいですよね!

よくがんばりました。




午後のアクティビティーは、、、、、











ロッククライミング!








みんな大興奮!




怖そうだけどおもしろそう!!



準備開始。

インストラクターの方にまずはひもの装着の仕方を教わりました。

もちろん全部英語です。


いつも以上に耳を傾けていました。




入念に確かめながら準備します。

準備ができたら早速スタート!!

  


考えて慎重に足をかけながら、登っていきます。

上まで上がれば上がるだけ、腕や足に疲れが溜まっていきます。

みんなすごーーーく楽しそうでした。

2回目、3回目と別の場所から登る人もいるくらい好評でした。


明日は、カモスン大学のランズダウンキャンパスで1日ワークショップがあります。

カナダの先住民に関する学習、ワークショップを行います。

今日までとは違うキャンパスなので気をつけましょう!





研修3日目(7月10日)

2024年07月11日 18時50分36秒 | 日記
研修6日目、時差ボケも少しずつ解消され、こちらの環境に少し慣れてきたからでしょうか。

最初不安だったバスでの通学も難なくできるようになってきました。中にはバスの乗り換えがある生徒もいますが、全員無事に到着することができました。慣れない国で、自国とは洋式が異なったバスに乗って通学する。当たり前かもしれませんが、間違いなく大きな経験です。ここにも一つの成長を感じました。

今日の授業は、


紛らわしい発音の見分けのトレーニングと



明日行うビクトリアの観光名所に関するプレゼンテーションの準備をしました。




綴りは似ているけど、発音が異なるものがありますね。たとえば、bitとbite。

先生が発音してくれて、聞こえた単語の番号を選んでいくと、最終的に電話番号が完成するというゲーム感覚で、みんな楽しく学習していました。


そのあとはビクトリアの観光スポットやアクティビティーを紹介するプレゼンテーションを作成しました。





location(立地)、description(説明)、transportation opition(交通手段)、price(値段)などを調べ、文を作っていきます。

文章を作るのが不得意な人もいましたが、とても一生懸命プレゼンを作成する姿はかっこよく素敵でした。

プレゼンに合わせて、観光スポットやアクティビティーのポスターを作成しました。

言葉だけではなく、視覚的な情報があると、よりイメージがしやすいですよね。



プレゼンは明日11日です!!こちらに来てから初めての本格的なプレゼンテーションということで、とても楽しみです。


間違いを恐れずに、なるべく顔を上げて言えるようにたくさん練習してくださいね!



午後のアクティビティーは、



豊かな自然に囲まれ、動物園や運動場などがある多目的公園です。


ビクトリアの自然は、本当に美しい。




日本とは少し違う、カナダならではの自然、歩いていてとても気持ち良かったです。

今日はメキシコの学生と一緒に行きました。彼らの母国語はスペイン語です。つまり、同じ英語を学ぶ生徒たちなのです。
英語で積極的にコミュニケーションを取って、楽しそうにしていましたね。




ラッキーなら孔雀(peacock)が見られるかもしれないと聞いていましたが、、








いた!!


みんな大興奮。シャッターチャンス。





羽を広げれば、もっとラッキーですが、






残念。




今回は羽を広げてくれませんでした。でも、見られて良かったですね。




最後はビーコンヒルパークから海岸におりました。



日本によくある砂浜の海岸とは少し違って、石がたくさんで少し歩き辛かったですが、晴れ渡る空の下に大きく広がる海は、本当に美しく、波の音と一緒に心を綺麗にしてくれた気がします。





気がつけばたくさん歩いていました。でもなんだか心地の良い疲れだったのではないでしょうか。




明日は、カナダに来て初めてのプレゼンテーションがあります。みんな一生懸命準備しているので、とても楽しみです。

間違えてもいいので堂々と発表してください。




午後のアクティビティは、ロッククライミング。楽しみですね。



動きやすい格好で来てくださいね!