鳴滝塾

地方創生にいみカレッジ「鳴滝塾」は終了し、
地域共生推進センター「鳴滝塾」として開講しています。

第39回鳴滝塾

2019-03-16 | ☆定期講座

 
 3月16日(土)午後2時から新見公立大学学術交流センターで、本年度総会を兼ねて第39回鳴滝塾が開かれた。総会では郷木章コーディネーターが1年間の事業を報告。続いて、岡山大学医歯薬学総合研究科の浜田淳教授(医療政策・医療経済学)が「地域共生社会の実現に向けてⅤ―地域医療と地域包括ケア―」と題して講演した=写真

 
 岡山県の県南と県北では医師数や病院数に格差があり、浜田教授は「岡山大学では2017年度から『地域枠』の医師を医師不足地域に派遣している」と述べ、「岡山大学医療人キャリアセンターMUSCATでは、地域医療を担う人材の育成を目指して地域と協働した活動を進めている。とくに新見地区を地域医療人材の育成拠点と位置付け、キャリアセンターMUSCATのサテライトオフィスを新見公立大学内に設立して、県北の女性医師・医療人を応援する『PIONE(ピオーネ=Productive Interactive Okayama Niimi Empowermen)プロジェクト』を展開している」と話した。
 若い世代が激減して超高齢化社会に向かう中で、これからの健康づくりには「平たくいうと『あ・し・た』。あるく=しっかり歩く、しゃべる=社会に参加して閉じこもらない、たべる=しっかり噛んでしっかり食べる、これらのことが大切」と話した。
 そして、高齢者ができるだけ住み慣れた地域で自立した日常生活を続けることができるように、「医療、介護、介護予防、住まい、自立した日常生活の支援などが包括的に確保される体制、すなわち『地域包括ケアシステム』が求められている」と述べ、高梁市川上地区の川上診療所と岡山市の三門学区での取り組みを紹介。「地域包括ケアを実現させるためには地域の人たちが力を合わせることが必要で、家族・地域・そして新見市全体で『つながり』をつくっていくことが重要」と話した。
 講演の後、新見市の医療に関する広報活動の充実を求めて先ごろ新見市議会に陳情書を提出した新見高校2年生有志が陳情の内容や陳情に至る経過を述べ、浜田教授や鳴滝塾の公文裕巳代表(学長)らと話し合った=写真

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