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不撓不屈:BBC/食事の鉄則

身体を強くする食事の鉄則について。

野球を行う上でフィジカル面、
身体を作ることはとても大切。

しっかりと体をつくれば
パフォーマンスにも直結するし、
怪我を防ぐことにもつながる。
そのために私たちが出来るサポートの一つに『食事』があります。

世のお母さま方も
毎日の食事メニューに苦心されて
いることと思います。
どんな食事をとらせれば
丈夫で力強い身体をつくることが出来るのか?

これはスポーツ選手にとって
とても重大な課題の一つでもあります。

あのダルビッシュ選手も
栄養学についてはきちんと
勉強をされているそうです。

スポーツと食事は
切っても切れない関係にある。
これは、スポーツ選手と食事に
まつわるお話なのですが、
以前、某野球部の指導を行ったときのこと。
あまりにひどい食事の内容に驚いたことがありました。
なんと、その野球部の選手は
好きなおかずが無かった為に
「キムチ」と「お米」だけで
食事を済ませていたのです。
この食事内容では
炭水化物と野菜の割合が
9:1になってしまいます。
確かに、日本人の食事には
『炭水化物が多すぎる』という傾向があります。
しかし、これではほとんどがエネルギーになってしまい、身体づくりに効果的とは言えません。

食事はやはり
バランスが非常に大切です。
結論としては、
以下の割合が丁度良いでしょう。

================
・ごはん :50%
・肉   :30%
・付け合わせなどの野菜:20%
================

このようなバランスであれば
問題はありません。

あるいは、
お肉(タンパク質)と野菜を40%、
残りの10%を付け合わせ 
にしても良い。
分かりやすく、お弁当に例えてみましょう。頭の中にお弁当箱を思い浮かべてください。

理想のお弁当は
その半分がお米で、
残りのもう半分がおかずです。
このとき、ごはんが
7割~8割にならないよう注意。
ごはんと他のおかずは半々くらいがベスト。

また、食事が野球でどんな役割を果たすのか?
あなたは、食事に関して
・お米を食べないとバテる
・肉や魚を食べないと筋肉ができない
というのはご存知でしょうか?

一般的になりつつありますが、
お米は「エネルギー」を、
肉や魚は筋肉の源になる
「たんぱく質」を供給してくれる。

どちらも身体を作る上では
欠かせない栄養素。
そのため選手の中にはまれに
「タンパク質は筋肉になるから
お肉ばかり食べている。」
という選手がいます。
実はしかし、
身体に栄養を吸収するためには
タンパク質だけではダメなのです。
しっかりと吸収するには
野菜、果物などからとれる
ビタミンミネラルも合わせて摂る
必要があるのです。

だからこそスポーツ選手は
バランスの良い食事を取るべき。
ちまたでよく聞く、白米よりも玄米の方が健康にいいという理由も実はここにあります。
白米のほうが
もちもちして食べやすいのですが、
玄米にはビタミンB群が
残っているためエネルギー効率が
高いのです。

また、
・ひじきの煮浸し
・きんぴらごぼう
・切干大根
・チンジャオロース
・豚とナスの野菜炒め
などは栄養バランスをとるために
非常に効果的なメニューなのです。

ごはん、お肉に偏らず
上のメニューを加えた
定食のような食事が理想的です。
筋肉をつけたいのなら、むしろバランスを考えた食事を行った方が良いというワケです。
ただ、もし身体を大きく・強くしたい
と思われるのであれば、食べる量はどんどん増やした方が良い。

食べ過ぎでお腹を壊したりせず、
体脂肪率が適正値であれば
問題はない。

パワーをつけたいなら
脂肪でも良いので、一度体重を増やしましょう。

身体を大きくする時期は、エネルギーが余りすぎるくらいで良い。

実際に、日ハムの
大谷翔平選手はごはんを
どんぶり11杯も食べていたそうです。

摂取したタンパク質が
エネルギーではなく、
筋肉に使われるようしっかりと
食事をとるようにしましょう。

もちろん、タンパク質だけでなく、
ビタミンなどの栄養素も忘れないこと。

身体を大きくしたいときにも
この原則は同じ。
バランスのとれた食事で
野球選手としての良い身体を
作っていきましょう。
食べることも練習❗

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