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不撓不屈:BBC/実行力の差

実力の差とは、
じつは“実行力の差”である。
世間ではよく「彼には実力がある」「あの人にはない」と言うが「実力」などというものはどこにも存在しない。ただ、「実行力のある・なし」の違いがあるだけ。つまり「実力」というのは単なる観念に過ぎず、その実体は、処理能力の集合なのです。
言い換えれば、これまでにどんな経験を蓄積してきたかという、その差でしかありません。
だから早く実行し、小さな失敗や成功をできるだけたくさん経験した者が、「実力者」になるのです。
スポーツの練習も同じである。
失敗の経験をたくさん積んで処理能力を高めることが、成果につながります。
一見非力なイチロー選手やサッカーの香川選手に実力があるとしたら、人より早くから実行し、厳しい練習の中で無数の失敗を積み重ねてきたから。
実力の差とは、
間違いなく“積み重ねた経験の差”です。

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