SNSベースボールクラブ

不撓不屈:BBC/ 身体作り

季節の変わり目でも
体調を崩さず頑張れる
2つの取り組み方法

特に10代やその下の年代は
身体が強い子ばかりではないので、安定して野球ができるように
是非ご覧ください。

さて、丈夫な身体作りには、

◆効果的な食事
◆練習中の飲み物の選び方

この2つが重要となります。

栄養バランスの取れた食事と
正しい水分補給をすることで
○季節の変化にも影響されない
 身体を作り上げる
○練習中にエネルギー不足で
 集中が切れることがない

というメリットがあります。

まずは『効果的な食事』について

運動する上で
特に大切な成分として、

□糖質…身体を動かすエネルギー
□タンパク質…筋肉を作る

の二つがありますが、これだけを摂取していればいいというわけではありません。

この糖質やタンパク質を吸収するために有効なのは、ビタミンとミネラルを含んだ野菜や果物です。

ビタミンやミネラルがあって
初めて糖質やタンパク質が身体に吸収されるので、これらを含む野菜や果物を抜くことは厳禁です。

特に野菜が嫌いな子は
多くいるのではないでしょうか。

しかし野菜も一緒に取らないと
折角取った糖質やタンパク質も
効果がなくなってしまいます。

これから成長していく
野球少年の場合には、
バランスよく食事を取っていれば
食べ過ぎても問題ありません。

無理なく食べれるのであれば、
食べた方がいいです。
なぜならば、きちんと食べず
栄養が足りていないと風邪を引きやすい身体になってしまうからです。

私の考えですと、お子さんでしたら、少しぽっちゃりしていても全く問題ありません。

栄養状態を良好に保つことで
病気に強い子になるでしょう。

また、食事した後すぐに寝るのは
良くないと思ってませんか?
これは全く正反対で、
食事後すぐに横になることで

○内臓に血液が集中する
○筋肉は最低限の動力で済む

というメリットがあります。


胃での栄養の吸収率は
そこまで変わりません。
食事直後にスポーツをすると
消化不良になってしまうので
注意してください。
もし食事後すぐに練習をするのであれば、消化のいいものを選んだ方が良いですが、エネルギー切れになりやすくなってしまう点には
注意が必要でしょう。

練習前の食事は特に
各々の消化能力に合わせて
あげることが大切です。

次に『練習中の飲み物の選び方』
についてです。
まず、水分補給で大切なことは
“汗の成分を補う”というところです。

水分だけを補給していて、塩分を含むミネラルが不足していると、
●足がつりやすくなる
●お腹を壊しやすくなる
●食欲がわきにくくなる

といった不調が起こります。
では、どのような飲み物が
練習中のミネラル補給に
ふさわしいかと言いますと、

やはり、スポーツドリンクが
一番適しています。

ものによってスポーツドリンクには人工甘味料が含まれているため、水のほうが良いのではないか
と思う方もいるかと思います。

確かに、人工甘味料を取り過ぎてしまうと体調が悪くなる可能性があります。
しかし水だけでは運動中に汗で水分と共に身体の外に出てしまっているミネラルが補給できません。

ミネラル不足は、
●風邪の前兆
●汗がかけなくなる

という二つの面があります。

『風邪の前兆』というのは、
ミネラルが不足することによって
免疫機能が低下するからです。
そして、野球少年に特に気にかけて頂きたいのは、『汗がかけなくなる』というところです。

ミネラルには、身体から汗を出す作用があります。
そのため、ミネラルを取らないと
水分をため込み過ぎて水ぶくれが起こってしまいます。

この暑い時期に汗がかけないのは
身体からのSOSなのです。

そこで、スポーツドリンクから
効果的にミネラルを
接種するためにオススメなのは、

『500mlを2倍に薄める』

というひと手間を加えることです。

なぜならば、市販のスポーツドリンクは甘すぎるだけではなく、速やかに吸収されないからです。

スポーツドリンクの量としては
1日に500mlがベターでしょう。
2倍に薄めたスポーツドリンクを
練習中に一気に飲むのではなく、
1時間から1時間30分くらいで
ゆっくり飲んでいきましょう。

また、身体を冷やさないように
「冷たい飲み物はなるべく控える」といった指導がありますが、
外でスポーツをしていない方向けのアドバイスです。
外で練習をして火照った体を
冷たい飲み物で内側から
冷やすことは非常に有効です。
炎天下であれば冷たい水を飲むのはパフォーマンスを上げます。

冷えすぎてお腹を壊す
ということがなければ、
全く問題ありません。

元気に練習をしている野球少年でも季節の変わり目には、体調を崩しやすくなるかと思います。

好き嫌いせず、
まんべんなく栄養を取り、
水分と一緒に塩分を捕うように
気を付けましょう。

さて内容を
まとめますと、、、

“季節の変わり目でも体調を崩さず頑張れる練習中の2つの取り組み”
について解説しました。


日々の食事のとり方と、
練習の際の飲み物を
少し変えるだけでも
風邪に負けない身体に
なることが出来ます。

本日ご紹介した
丈夫な身体を作るための

◆効果的な食事
◆練習中の飲み物の選び方

は、どちらもすぐに取り入れることが出来ます。

お米や肉・魚などのエネルギーは
野菜と果物を取り入れることで
最大限に力を発揮します。

水分のみならず、
ミネラル補給も意識することで
抵抗力を高めて、季節の変化に負けない身体作りをしましょう!

是非、本日の内容を基に
日頃の食事と水分補給から
意識を変えてみて下さい。

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