なのはな（菜の花）

　　春の畑を鮮やかな黄色に染めるこの花は、生命力にあふれている。
　　おだやかな春の日ざしによく似合う花姿は、

　　なの花の中に城あり郡山　（森川許六）

　　菜の花や月は東に日は西に　（与謝蕪村）

　　というように、よく俳句に詠まれてきた。なのはなは厳密にいうと、菜種油をとるために
　　栽培する油菜と、観賞用の花菜の２系統に分かれるけれど、最近はとくに区別せず、どちらも
　　まとめてなのはなと呼んでいる。


　　英名：FIELD　MUSTARD
　　別名：はなな


　　花言葉：快活


　　この日生まれのあなたは・・・

　　おおらかで、ふところの深い性格。同性にも異性にも信頼され、いつでも頼られて、
　　自然にグループの中心になってしまいます・・・



　　　今日聴いたジャズ・・・


　　　ENRICO　PIERANUNZI　QUARTET・・・「ALONE　TOGETHER」
　　　（special　guest：eric　vloeimans）



　　　本作は、イタリアのジャズ・ピアニスト、エンリコ・ピエラヌンツィのリーダー・アルバム。

　　　フィリップ・カテリーン（ギター）、ハイン・ヴァン・デ・ゲイン（ベース）、ジョー・ラバーベラ（ドラムス）
　　　ゲストにオランダのトランペッター、エリック・フロイマンスを迎えた、豪華メンバーによる作品。
　　　スタンダード集。


　　　全１２曲、アップテンポで軽快に演奏される曲が多い中、「YOU’VE　CHANGED」「TENDERLY」「MOONGLOW」
　　　などは、スローテンポでしみじみと聴かせてくれる。
　　　エリック・フロイマンスが３曲（３、６、１０）に参加、アルバムに華を添えている。

　　　フィリップ・カテリーンをフィーチャーしているような趣もあるけれど、各々のプレイを堪能できる素敵な
　　　作品に仕上がっている。プロデュースは、ハイン・ヴァン・デ・ゲインによる。

　　　これだけのメンバーが結集したスタンダード集も貴重盤。。


１・SPEAK　LOW・・・２・MY　FOOLISH　HEART・・・３・WHAT　IS　THIS　THING　CALLED　LOVE・・・４・SWEET　AND　LOVELY・・・
５・YOU’VE　CHANGED・・・６・JUST　ONE　OF　THOSE　THINGS・・・７・ALONE　TOGETHER・・・８・TENDERLY・・・
９・HOW　DEEP　IS　THE　OCEAN・・・１０・YOU　DON’T　KNOW　WHAT　LOVE　IS・・・１１・I　DID’T　KNOW　WHAT　TIME　IT　WAS・・
１２・MOONGLOW・・・



　　　ENRICO　PIERANUNZI（p）
　　　PHILIP　CATHERINE（g）
　　　HEIN　VAN　DE　GEYN（b）
　　　JOE　LABARBERA（ds）


　　　SPECIAL　GUEST：

　　　ERIC　VLOEIMANS（tp）


　　　２０００年３月８、９、１０日録音・・・