枯れ草の根元にはもう、小さな緑の命が萌え出ています
ハコベやヨモギ・・そして紅色のつぼみをつけたホトケノザも姿を見せています
枯れ草や落ち葉は土を覆うふとんになって、早春の草を守り
季節は、秋から冬へ、冬から春へと移り変わるのではなく
木枯らしの中にすでに萌える春があるのですね
今日聴いたジャズ・・・
中村健吾・・・「SAY HELLO TO SAY GOODBYE」
1965年3月29日生まれ、ニューヨーク在住の日本人ベーシスト、中村健吾のリーダー作。
全面、小曽根真のプロデュースによる”ロマンチック”をテーマにした作品。
全11曲中、7曲(1、2、3、5、7、9、10)は中村健吾のオリジナル、、他は、セロニアス・モンクの4、マットデニスの6、
小曽根真の8、坂本龍一の11、、で構成されている。
中村健吾(b)、小曽根真(p)、ロドニー・グリーン(ds、perc)に加え、アダム・ロジャース(g)、アレックス・シピアーギン(tp、flh)
が参加。それぞれが、味わいのあるプレイを聴かせる。
タイトルチューンの「SAY HELLO TO SAY GOODBYE」は、”恋にやぶれて傷ついた心を自分自身が暖かく包んであげて、その気持ちをいつか
乗り越えたとき、人はもっと強くなって前に進むことができるんだという想いを書いたもの”と中村健吾は語っている。
また、「ハッケンサック」は、ベースソロ、、「EVERYTHING HAPPENS TO ME」、「A TRIBUTE TO N、J、P」は、ピアノとベースのデュオ
で演奏されている。
1・WALKIN’TOGETHER・・・2・SERENADE・・・3・FIELD OF DREAMS・・・4・HACKENSACK・・・5・SUGAR HILL・・・6・EVERYTHING HAPPNES
TO ME・・・7・SAY HELLO TO SAY GOODBYE・・・8・FOR FRIENDS・・・9・WHERE CRISIS SPEAKES・・・10・HOPE
11・A TRIBUTE TO N、J、P・・・
2001年10月29、30日、NYにて録音
ハコベ