つれづれなるままに聴いたジャズ

  よるの雨の音は

さびしい胸にともしびのように

   ともる



 

どくだみ

2015-07-14 11:07:42 | ジャズ



    別名 十薬


  ドクダミの花は、「毒痛み」からきている。

  
  湿った平地や日陰に繁殖するドクダミ科の多年草で、特有の臭気があるため、嫌う人が多いけれど、


  うす暗がりに浮かぶ白十字をしたこの花は、ことさら風情がある






    今日聴いたジャズ・・・



    WALTER LANG TRIO・・・「STARLIGHT REFLECTIONS」




    1961年、ドイツ生まれのピアニスト、ウォルター・ラングの澤野レーベルからは初となる作品。


    スウェーデンから、ベーシストのトーマス・マークッソン、、ドイツからドラマーのヤバスティアン・メルクを従えた


    トリオ編成。



    ” しんと凍てつく冬の夜、澄みゆく静けさの中に無数の星がまばたく。キャンバスに描かれたロマンティックなラブソング ”


       ( 商品情報より)


    全12曲、ウォルター・ラングのオリジナル7曲(1、3、6、7、8、9、10)他は、スタンダードで構成されている。


    ラングのピアノは、抒情性、透明感、ロマンティシズムを持ち、更に温かみも感じさせ、


    ベース、ドラムスも曲に合った順応性のある優れたプレイを聴かせる。


    個人的見解ながら、本作はオリジナルが素晴らしく、中でも 「WALTZIN’」「COULD WE MEET?」「NO MOON NIGHT」


    「I’LL REMEMBER BILL」「MISTY MOUNTAINS」は秀逸。。。


    スタンダードの「SWEET AND LOVELY」、、ラストの「WITHOUT A SONG」は無理に入れたトラックのような気がしてならない。


    本作には、これらの曲は合わない。はっきり言って蛇足。” I’M A FOOL TO WANT YOU ”で終わればよかったのになぁ・・・




1・WALTZIN’・・・2・WHEN LIGHTS ARE LOW・・・3・COULD WE MEET?・・・4・IN THE WEE SMALL HOURS OF THE
  MORNING・・・5・SWEET AND LOVELY・・・6・NO MOON NIGHT・・・7・STEPPIN’IN・・・8・I’LL REMEMBER BILL
9・MISTY MOUNTAINS・・・10・SNOW CASTLE・・・11・I’M A FOOL TO WANT YOU・・・12・WITHOUT A SONG・・・






      WALTER LANG(p)
      THOMAS MARKUSSON(b)
      SEBASTIAN MERK(ds)




       2013年3月27日 スウェーデンにて録音