今日からまた一週間が始まる。
夜も更けた遅い時間にヴォリュームをさげて一枚のアルバムに
耳を傾けている・・・
クリス・ボッティ・・・「IMPRESSIONS」・・
最近購入したアルバムでお気に入りの一枚。。
1995年に発表されたファースト・アルバム・・「ファースト・ウィッシュ」からボッティの
アルバムは全部聴いてきた。。本作はこれまでのアルバムとは少し趣向が違った聴きごたえ十分で
凝った一枚に仕上がっている。
1・PRELUDE NO・20 IN C MINOR・・2・PER TE(FOR YOU)・・3・EN ARABJUEZ CON
TU AMOR・・4・YOU ARE NOT ALONE・・5・LOSING YOU・・6・TANGO SUITE・・7・SEPTEMBO・・
8・OBLIVION・・9・SEVDAH・・10・SUMMERIME・・11・CONTIGO EN LA DISTANCIA・・
12・OVER THE RAINBOW・・13・WHAT A WONDERFUL WORLD
2、5、13では3人のヴォーカリストをフィーチャー・・6ではハービー・ハンコックのピアノ
をフィーチャー・・8ではバイオリンをフィーチャーしている。
10ではピアノ(DAVID FOSTER)とのデュオ・・12ではギターとのデュオ・・7はイヴァン・リンス
の曲を取り上げている。ボッティ独特の哀愁味のある音色は本作でも聴けてうれしい・・
クリス・ボッティ:
1962年、アメリカのオレゴン州ポートランド生まれ。コーヴァリス育ちのフュージョン界のトランペッター。
10歳でマイルスの影響を受けトランペットを始め、高校時代よりプロとして活動を開始。86年に
ニューヨークに移りポップスのセッション・トランペッターとして活躍。ボブ・ディラン・・アレサ・
フランクリン・・トーマス・ドルビーなどの一流のスターのレコーディングに参加する。95年ヴァーヴより
ソロデビュー。映画のサウンドトラックなどそのキャリアは枚挙にいとまがなく、アメリカではTVドラマで
俳優デビューも果たしている。2004年の「PEOPLE誌」では「世界で最も美しい50人」に選ばれている。
1995年にファースト・アルバム「ファースト・ウィッシュ」をヴァーヴから発表。
1996年のアメリカ映画「CAUGHT」では音楽を作曲提供している。
1997年「MIDNIGHT WITHOUT YOU」を1999年には「スローイング・ダウン・ザ・ワールド」を発表。
同年にはスティングと出会いメインソリストとして「ブラン・ニュー・デイ」ツアーに参加した。また
このこの頃にビル・ブフッフォード、トニ・レヴィンらと共にブラッフォード、レヴィン、アッパー、
エクストミティーズとしても活動している。
2001年にはコロンビア/ソニーに移籍し「ナイト・セッション」を発表。2002年にはクリスマス企画
アルバム「ディセンバー」を発表した。このアルバムではヴォーカリストとして歌った楽曲も収録している。
2003年に「サウザンド・キッシズ・ディープ」を発表。
2004年の「ホェン・アイ・フォール・イン・ラヴ」ではスティングとポーラ・コールをゲストに迎えている。
2005年発表の「トゥ・ラヴ・アゲイン」ではスティングを始めジル・スコット・・グラディス・ナイトなど
多くのゲストを迎えている。2007年「イタリア」を発表。
2008年クリスマスCDでは、チェリストのヨーヨー・マとコラボ演奏を披露している。
2009年「クリスボッティ・イン・ボストン」を発表。
グラミー賞など数々の賞を受賞。またワールド、シリーズやノーベル平和賞の授賞式にも出演した。世界のトップ
アーティストとのレコーディングや共演も果たしている。
因みにトランペットはマイルスと同じマーティン・コミッティを使っているそうです。
※6月11日(月)NHK-BS1「地球テレビ、エル・ムンド」に出演予定。午後11:00~11:50