Lady Soul #7~Ann Peebles(#510)

2009年08月24日 | Lady Soul
夏の高校野球も終了し、いよいよ夏も終わりを迎える...
と書いている間に今夏名物になったゲリラ雷雨が始まった(苦笑)。

ホントはGwen McCraeでアップする予定だったが、急遽変更!

そうです、

Ann Peebles / I Can't Stand The Rain



MemphisはHi Records制作、73年にR&B#6/Pop#38のヒットになった。特に歌が上手い人ではないが、音使いがFunkyでブルージーな曲が似合う渋い声の持ち主だ。
雨音のイメージなのであろうか?イントロのストリングスのピチカート奏法が妙な雰囲気を醸し出している。
シンガーでもあり当時Hiの専属Song WriterであったDon Bryantと結婚した。実は私はDonの方が好きであるが...
シンガーとして非凡であり、ジャンプナンバーでのキレはWilson Pickettあたりと比較しても遜色無かったので、あまり多くの作品を残していないのが本当に残念だ。

この曲は1985年にソロ活動を始めたTina Turnerがカバーしたのが有名だが、本当にたくさんのアーティストにカバーされている。

私が最初に聴いたのはGraham Central Stationの3rdアルバム【Ain't No 'Bout-A-Doubt It 】のA面ラストで歌われているバージョンである。本物の雨?の音で始まるがストリングスのフレーズはOrganとDrs.のtomで表現している。G.C.S.独得のコーラスがまたバッチリ決まっていて、どのカバーとも全く違っている。リードを取るChocolateがまた素晴らしいのである。LarryはどうやらHiサウンドが好きなのか、これ以外にもAl GreenのAin't No Fun To MeやLove And Happinessをカバーしている。

youtubeでは見つからなかったので、Voxにアップしました。

Graham Central Station - I Can't Stand the Rain


これ以外にUKのRockバンド【Humble Pie】(1974)、ディスコバージョンで【Eruption】(1978)、ストーンズの【Ron Wood】(1975)、Little Featの【Lawell George】(1979)がカバーしている。

1997年にはHip-Hop界の姉御、Missy Elliottがサンプリングして『The Rain(Supa Dupa Fly)』と言うタイトルでヒットさせている。

シンプルな曲ですが、親しまれてる曲ですね。


そうしてる間にすっかり晴れました(笑)!

私はこれからレッスンに出かけます。雨が止んでよかった。




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