関東地方も昨日梅雨明け宣言されてすっかり夏モード、連日くそ暑い日が続いてますね。いつもFUNKFUNKと暑苦しいシリーズ中心でやってきましたが、たまには女性Vo.でも取り上げてHealingモードで行こうと始めたLady Soulシリーズ、今回で3回目になります。
1,2回目は【Gladys Knight】でお送りしました。彼女のハスキーで太く包み込むような声はHealingモードではありますが、まあどちらかと言えば暑苦しい系の声でした。いやいや~、どうやらその暑苦しい系が私の好みなようでした。
ここで追い打ちをかけるように女王様を登場させたいと思います。きっとLady Soulと聞いて多くの人が彼女を連想したと思います。
そう、【Queen Of Soul】Aretha Franklinです。
実は最初私はArethaのヒステリックな声が嫌いでした。多分映画【Blues Brothers】での『Think』のイメージが強かったせいかもしれません。凄いんだけど心に響かないなんて、勝手にそんなイメージを持っていました。
そんなつまらないイメージが脳裏を支配していたおかげで、Arethaをまともに聴く機会を逸していました。
本格的に聴くようになったのは17~18年前ぐらい。UK編集の年代別Hit Soulコンピの【Soul Years 1973】に入っていた、『Until You Come Back To Me』を聴いてお気に入りになった。実はそのバックをBernard PurdieとChuck Raineyがやっていたので、まずサウンドから気に入っていたのだ。聴いてるうちにいかに食わず嫌いであったか、いや、Arethaが素晴らしいかにやっと気づいたのである。
後で復刻盤にはクレジットが載っていたので、Donny HathawayがOrganかEl-Pianoを弾いていたことが発覚!
スタジオ版がyoutubeには無かったのでVoxにアップしました。素晴らしい歌と演奏です。
Until You Come Back To Me(Vox)
youtubeにはLiveバージョンがいくつかありました。オリジナルはStevie Wonderですが、いろんなシンガーがカバーしています。
Aretha Franklin "Until You Come Back To Me"
Arethaの凄さはカバー曲の解釈の素晴らしさですね。もちろんオリジナルにもいい曲がありますが...
特にこのClassic Soulをこんな風に焼きなおしちゃうなんて!
Aretha Franklin - Respect
Pianoも上手いんです、レコーディングでも弾いてますからね~。
Aretha Franklin - Don't Play That Song For Me
今から11年前にはLauryn Hillのプロデュースで、こんな今時のサウンドで歌いました。最新のサウンドさえも飲み込んでしまうような素晴らしい歌、時代を超越したシンガーだよねえ。
Aretha Franklin with Lauryn Hill - A Rose Is Still A Rose
私は何と言ってもATLANTIC時代の後期が好きですねえ。皆さんはいかがでしょうか?
まだまだLady Soulシリーズ続きます。
六本木にあった、ニューウェーブや70's、80'sポップスをメインに流す小さなクラブで以前DJをやっていまして、そこはイギリス人のお客さんが多かったんですがArethaの「Respect」は人気が高かったですね、みんな大合唱してましたよ(笑)
そう言えばブログを呼んでいますと、SamnyさんはDJやってたんだな、とは思ってました。
60'sのMotownやStaxはUKで人気ありますよね!
私はArethaが歌うと古く感じない...
そこがArethaのGreatなところでしょう。