漢方医薬学を勉強して60年の翁の肩の凝らない漢方の話

漢方薬にまつわるあれこれを、気の向いた順に語っていきます。

岐阜薬科大学での講義の試験

2017-02-01 19:04:02 | 日記
岐阜薬科大学の漢方学の講義を受け持っています。講義をした以上評価が必要で、試験をしました。
試験本題は次に載せます参考まで。

Ⅰ次の文章は葛根湯についての記述である。( )内の番号は何が適当か、下の語彙群から選んで記号を解答欄に記入してください。下記の処方構成表やテキストの記述を参考にしてください。
 葛根湯は(①)と(②)の薬味の組み合わせで(③)に対応し、血に働く(④)や(⑤)も配合されている薬方である。
 風邪などの熱性病では、悪寒、発熱、頭痛、汗が出にくいなどの(③)に血証である(⑥)を伴う。また血滞に熱が加わる(⑦)では充血による発赤、灼熱感、疼痛が強く、排膿しにくい状態に応用する。
 また(⑥)は太陽膀胱経に(⑧)の邪が入り込んで(⑨)(⑩)の流れが滞る結果起こると考えられる。
A麻黄 B半夏 C生姜 D桂枝 E葛根 F芍薬 G黄芩 H表実熱 I裏熱 J頭痛
K項背強 L胸痛 M化膿症 N湿疹 O下痢 P風寒 Q湿 R気 S水 T血 
①(  )②(  )③(  )④(  )⑤(  )⑥(  )⑦(  )⑧(  )
⑨(  )⑩(  )

Ⅱ次の様な病人に対してどんな薬方が適当か、処方名及び選定理由を書きなさい。
        26才   女性
主 訴:月経不順、3年前くらい出血が続いた。1年前出産後月経が無い、低温期のみ。
望 診:舌無苔。
症 状:のぼせやすい、汗がやや多い、食思良好、大便1日1行、小便1日4~5行、肩凝り、冷えはない、皮下出血を起こし易い、月経前に腹痛、周期はまちまちだった。脉 沈。

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