校庭のソメイヨシノは満開となった。
花見も今週末が盛りとなるだろう。
しかし、現在のように1週間のうちに花見を済ませてしまうようなせっかちな悪弊は江戸末期にソメイヨシノがつくられ(偶然の交配種を園芸種化したとも)て以後のことであるという。
それまでの花見対象は山桜や大島桜、彼岸桜だったので、ほぼひと月の花見期間があったことになる。よってその間に余裕を持って花見をしていたのだ。
というわけで、拙は各地で行われる桜祭りは敬遠することにしている。大和心はそこにはないからだ。
画像は校庭にある大島桜。満開になりつつある。白い花弁は清楚である。