平成19年3月27日(火)花曇
校庭のソメイヨシノが開花した。
今日は,日本さくらの会が平成4年(1992年)に制定した「さくらの日」だそうだ。でも,まずなじみがないのではなかろうか?
3×9(さくら)=27の語呂合せと,七十二侯のひとつ「桜始開」が重なる時期であることからの制定だという。
日本の歴史や文化,風土と深くかかわってきた桜を通して,日本の自然や文化について関心を深める日だということだ。
このような日がなくても日本人はこの時季,ソメイヨシノより山桜をよしとする方も多いなど,思いの違いはあれど,いやがうえでも桜を意識せざるを得ない。
特に今年は観測史上3番目に早い桜開花の年となったので,思いもひとしおである。
最近,全国基準となっているソメイヨシノのルーツが解明,という研究成果がでた。長年の疑問に終止符が打たれるのだろうか。
それによるとソメイヨシノは伊豆地方のオオシマザクラと東京のコマツオトメの交配によるらしい。それまでのオオシマザクラとエドヒガンとの交配との有力な説は否定されたようだ。
まぁ,「親」はわからずとも「子」は全国制覇を成し遂げたわけである。