美島奏城  豊饒の海へ

豊饒の海をめざす、教育と文芸と風流に関する備忘録

日乘  家持と布袋葵

2006年08月28日 | 歌人

 

平成18年8月28日(月)

 

民法テレビスタートの日(昭和28年,日本テレビ放送開始)
バイオリンの日
気象予報士の日

大伴家持 忌(歌人・,『万葉集』撰者 行年67 旧暦)
道元禅師 忌(禅僧・曹洞宗開祖 行年53 旧暦)
淺井長政 忌(戦国武将  行年28 旧暦)
足利義昭 忌(15代室町幕府将軍  行年69 旧暦)
十返 肇 忌(評論家・小説家  行年49)
上林暁 忌(小説家  行年77)
ミヒャエル・エンデ 忌(独:小説家『モモ』『はてしない物語』 行年65)



石瀬野に秋萩しのぎ馬並めて初鳥狩だにせずや別れむ
(いはせのに あきはぎしのぎ うまなめて はつかりだに せずやわかれむ)
 (巻19-4249・大伴家持)
 
 
  石川寒巖「歌仙」(大伴家持) 水垣所蔵  
↑高岡市にある銅像              ↑石川寒巖画「大伴家持」

 

 画像はホテイアオイ(布袋葵・布袋草)。アメリカの熱帯・亜熱帯の原産で,布袋のお腹のような空気をふくむ袋ができるので,ホテイアオイ。夏には旺盛な繁殖力を発揮して,水面を覆い尽くす。水質を浄化する働きもあるので沼などでもよく見られる。

  私は毎年,数株を残し,あとは肥料としている。冬場の寒さに縮まった姿からは,夏場の勢いは感じられないが,また暑くなれば・・・・・・である。
  金魚鉢などにいれておくと,その根毛は魚の食料になり,すっかり根がなくなっているといったこともある。
  ・・・・・・そうそう,ためしに植木鉢に植えると,袋はしぼんでしまった。

  花はヒヤシンスに似ているので,英語では“ウォーターヒヤシンス”というようである。
 
 
 ↓夜撮ったもの

 
PS:ホテイアオイをどれほど集めたら人を浮かべることができるだろうか?
これ「トリビア」になる?