日本の新型インフルエンザ対策は「プレパンデミックワクチン6000人投与」「第7回インフルエンザ対策専門家会議」「アジアにおける鳥インフルエンザ防疫体制強化プログラム準備会合」「感染症予防法と検疫法の改正案」等々結構この半月ニュースは出るのですが、調べてみても中身が見えないものばかりで苦労します。
そんな中で検索途中に、良い記事が見つかったので載せておきます。
・<新潟大>インフルエンザ調査、空白地帯のミャンマーを支援 /新潟 毎日新聞 2008年4月22日13時00分 . . . 本文を読む
パンデミック・フルー情報最前線2008年04月21日に「第82回日本感染症学会総会・学術講演会」にて、緊急討論「新型インフルエンザを巡って.どう考え,どう対処するか」が有ったとの記事が出ました。緊急討論でメインの話題ではない様です。何が討論されたが興味深いところですが、記事を見ると討論の元になる講演の内容は近頃の新聞特集の見出しみたいな内容が踊っています。今ごろこんなタイトルで講演されたら会場が怒りだすぐらいなら・・・。 . . . 本文を読む
4月18日鶏卵値上げを訴える養鶏業者の姿をテレビニュースで見て危機感を感じました。
飼料の値上げが経営を悪化させ、倒産に追い込まれる業者が増えているとの事です。これでは鳥インフルエンザ対策どころでは無いと思われ、日本で鳥インフルエンザが出ていないのは、単に運が良いだけかもしれません。
インターネットでは大手マスコミの扱いが無いようで不安を覚えました。検索ででてきたサイトのニュースを拾ってみました。 . . . 本文を読む
「第7回新型インフルエンザ専門家会議」は少々残念な結果であったようです(「新型インフルエンザ対策の達人」4月17日より)。政府の方の目覚めはまだなのかもしれません。もう少し様子は見たいと思いますが。
政治家の方にには頑張って頂きたいと切に願っていたところ、森田高氏ブログ4月16日「新型インフルエンザ対策PT:最近の動き」が載っていました。是非読んで頂きたいと思います。 . . . 本文を読む
4月2日から韓国にH5N1鳥インフルエンザが始まり、現在蔓延。しかし日本の報道は動きが鈍く韓国系の日本語報道が続くだけで、やっと4月14日夕に産経新聞に韓国の鳥インフルエンザ感染継続の続報が出ただけ。
今日は4/14に舛添要一厚労相が閣議後会見で言った、プレパンデミックワクチン事前接種を検討するのニュース一色。やはりどこかでコメントが取れるとニュースにするという報道姿勢が変わっていない。 . . . 本文を読む
4月10日の新型インフルエンザ関連のニュースは、9日の「新型インフルエンザに関する政府の関係省庁対策会議が海外で発生した際に国内へのウイルス侵入を防ぐ水際対策の案をまとめた」をテレビを含め多数報道されました。
各ニュースは「公表された内容に対し「意見」を聞いた上で7月をメドに政府の行動計画などに反映させる。」とあります。
どのようになされるのでしょうか。 . . . 本文を読む
今日のニュースはテレビを含め、4月9日政府発表の、「新型インフルエンザ発生時の「水際阻止」と「地域封じ込め」の対策案をまとめた。」ばかりであります。日本の報道はまだまだ「受け身」体質と思いました。
今日のニュースで目を引いたのが、外岡先生「高病原性鳥インフルエンザ海外報道抄訳集」4月10日邦訳で「ネーチャー(Nature)」に掲載された論文(学級閉鎖の効果について)の内容報道とそれに対して各国の行政がどうコメントしているかです。
日本では論文の内容のみ毎日新聞が掲載してました(掲載のスピードは世界レベル)。 . . . 本文を読む
今日もアジアでのH5N1ウイルスの鳥インフルエンザ感染は全く治まっていない状態で、インド、バングラディシュ、韓国、ベトナム等々ニュースは途切れることは無いようです。現状しかし一番人感染での緊張が高いのがインドネシアと思われます。
その中で相木渓成氏のブログBerita Flu Burung(インドネシア 鳥インフルエンザ情報は非常に良くインドネシアの情報を伝えてきてくれていると思います。 4月7日の2つの記事がよくまとまっていたのでここに紹介しておきます。
○週報:この2週間の感染疑いに関する報道まとめ
・新聞報道は後追いの記事が少ないが、ここでは非常に良く調べてまとめられています。感染症者疑い例を含め、インドネシア現地新聞と政府は危機感を募らせているのが見えるようです。
○@62:インドネシアに拠点を持つ企業、在住者、家族の方へ
・しかしインドネシア保険省は、ここに来てあえて警告を強調したとあります。 . . . 本文を読む
以前から医療現場にいる身として、新型インフルエンザ・パンデミック時には通常の診療が保持できず、個人的に感染を防御を考える必要がある事を書いてきましたが、分かりやすい形で書いてある物が増えてきました。ここで紹介しておきます。
一つは、読売ウイークリーに掲載された特集で、週刊誌発売から日にちが経過したのでホームページ掲載されました。「新型インフルエンザがニッポンを襲う日」(パンデミックのシミュレーション)。
もう一つは讀売オンライン4月7日掲載記事(茨城版)「「新型インフル」に本腰 医療機関に「発熱外来」」です。
どちらも「死亡率と感染率が高い疾患が流行する」と言う前提に立って危機管理的に物事を考えた結論から出た方針の呼びかけと思います。今まで何度となく繰り返して出てきた問題ですが、医療があてに出来ない状態が起こりうる事を民間と地方は理解している現れだと思います。さて国はどう動くのでしょう。
未読の方は是非読んでいただくことをお勧めします。 . . . 本文を読む
08年4月8日APとInTheNews.coの記事の邦訳で07年12月の中国の親子間でH5N1「人-人感染」であった事が発表されたとありました。
○China Confirms Human H5N1 Transmission AP (国際) 中国、H5N1ノヒトへの感染を認める
○Father caught bird flu from son, international study claims InTheNews.co.uk,UK 昨年末の中国事例、父親が息子からウイルス感染:国際的研究結果がまとまる
WHO中国支部の対応と中国の鳥インフルの情報発信と監視体制について不安が拭いきれないのでここに書いてみます。 . . . 本文を読む