霜後桃源記  

安心、安全と美味しさへのこだわり
そんな「こだわりの農業ブログ」を毎日更新
主役の妻は生産部長、夫は営業部長兼雑用係

温泉の効用

2008-07-21 22:09:58 | 家族
「奥入瀬と蔦温泉」という帰省中の娘の要求に満額回答は難しく、折衝の結果、花巻の「大沢温泉」で妥結した。

「東北も梅雨明け」と宣言された途端に岩手は梅雨入りしたかのような天気が続いているが、霧雨に濡れた大沢温泉の緑は素晴らしかった。
豊沢川を隔ててそそり立つ山の斜面の濃い緑を一望できる展望風呂は、高いガソリン代をかけても来る価値が十分ある温泉と納得できた。



「温泉に入るとそれまで蓄積していた身体の奥にある疲れが全部出て来て急に眠くなるが、その時に十分睡眠をとると疲れが抜ける」
これがオバサンの経験から割り出した疲労解消法。
今日も入浴後に強力な睡魔に襲われたオバサンは帰りの車に乗ると間も無く深い深い眠りに落ちて行った。

オジサンも疲れが出て眠りたかったし喉が渇いてビールを呑みたい心境だったが、ここは「愛妻の疲れを取るのが最優先」と使命感に燃え、睡魔と闘いながら運転を続けた。
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サトイモの土寄せ

2008-07-20 22:17:20 | 野菜
昨日、雑草を刈り払ったサトイモ畑の土寄せを行った。

ビニールマルチを外した後の畝間を耕耘機で耕した後に管理機で土寄せをしたが、一日中曇天で折角事前に刈り取った草も乾燥することなく耕耘機や管理機の車輪に絡んで難儀した。
それに加えて湿気の多い転作田なので土が乾燥していない畝間もあり管理機による土寄せができないところもあった。

条件の悪い土地で作付けしていると「色々な経験ができる」と前向きに捉えてはいるが、大変な仕事となった。
それでも管理機を利用できたことにより昨年よりは随分楽になり、時間もかけずに終えることができた。



今年のサトイモは世間一般では出来が良くないと言われているのであまり多くは望めないが、雑草を取り除き土寄せした後の畑が、想定したイメージとは大分隔たりがあり綺麗な土寄せとはならなかった。



サトイモも何となく軟弱そうに見えるが、収穫までまだまだ日数があるので夏の熱い日差しを一杯受けて挽回して欲しいものと願っている。
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対面販売

2008-07-19 21:34:33 | 産直
「新鮮館おおまち」で開業三周年記念セールが24~26日の三日間開催される。
この機会を利用してセール初日にオバサンが店頭で「対面販売」を行うことになった。
店の一角に専用コーナーを設けて貰えるので、ポップ等も準備する共に今が旬のジャガイモの試食販売もしたいと思っている。

「新鮮館おおまち」のお客様は大部分が固定客(毎日訪れる方も居る)なので、販売そのものよりも「健康と環境に配慮した美味しい野菜作り」に取り組んでいる「姿勢」を重点的にアピールしたい。

それと併せてお客様の「生の声」を直接お伺いし、「今後の野菜作りや出荷方法に反映できれば」と願っている。



そろそろ土寄せの時期を迎えるサトイモ畑に行ってみたら、ご覧のとおりの草だらけ。
それに隣接する他の人の高い土手の草が背丈ぐらいの高さに生い茂り、日当たりと風通しを遮っていた。
今日はそれらの草刈りのみに留め、数日の内にマルチを外し土寄せを終えたいと思っている。
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「農薬不使用で栽培」

2008-07-18 22:10:38 | 野菜
「新鮮館おおまち」の定例の勉強会で、農政局職員から「無農薬栽培の表示」について話しを聞く機会があった。
「無農薬」という表示は漠然とし過ぎて消費者に誤解を生じさせるので「農薬不使用で栽培」という具体的な表示が適切なのだという。
そのことは今までにも聞いていたことなので特に目新しいことではなかったが、「新鮮館」としてその表示を「値札シール」の余白に印刷できるようにするかどうかで意見が分かれた。

そのような表示を許すと農薬を使って栽培している生産者が不利になり「公平」ではないというのが反対理由の一つとしてあげられた。
無農薬栽培で苦労している立場からすると、その程度の「差別的」取扱いは逆に「実質的公平」な扱いだという気がするのだが、それを理解されるまでには至らなかった。

また、店頭での販売を仕切っている千葉社長は、一部生産者のために「農薬不使用で栽培」の表示を許してしまうと、今まで「減農薬栽培」をアピールして来たことがボヤケテしまうことを危惧しているようだった。


(夜露に濡れた早朝の畑でアスパラガスを収穫するオバサン)

値札シールへの印刷を思いついた時は「画期的なアイデア」と自画自賛して提案したオジサンだったが、別の立場から見ると「我田引水的な思いつき」でしかなかったようだ。

農薬不使用は「食の安全」だけでなく「環境への影響」にも配慮した取り組みのつもりで居るが、田舎ではまだまだマイナーな取り組みとしての評価しかされていないということか。

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ジャガイモ掘り

2008-07-17 20:21:56 | 家族
期待通り(?)末娘がジャガイモ堀りを手伝ってくれた。
親の期待にそこそこ応えてくれるのは唯一この娘だけ。



雑草の中に埋もれているジャガイモ畑。
大きい芋が沢山収穫できたが、土寄せを片側しか出来なかったため露出していた芋が多かったのが惜しまれる。



ン年振りで「ツーショットで」ということになった。
しかし、オジサンのデレッとした顔が気に食わないのでその写真はボツとなり、娘が小学生時代に写した傑作(2006年3月29日のブログに掲載)の再現とはならなかった。

採用したのは並んで写す直前の「恥ずかし嬉し」の初々しい(?)二人。
コメント (11)
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