霜後桃源記  

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草刈機

2014-05-22 21:57:13 | 機械
先日、「やもめのジョナサンさん」が初めて草刈り作業に挑戦して「1時間でギブアップした」と
コメントを入れてくれたが、自分も初挑戦の時は梅雨の猛暑の中で「30分でギブアップした」
経験を有している。
しかし、草刈機の操作に慣れるに従って体力の消耗も少なくなり長時間作業も可能となった。
それに加え、最近では草刈機の技術革新も進み、以前に比べるとかなり効率化が図られて来た。

それでも中山間地の農業で「草刈り」にかかる稼働は半端ではないので、草刈機はそれぞれ特徴の
ある三種類を用途に合わせて使い分けている。

□畦刈機



田んぼの畦道の天板と側面を同時に刈ることができるし、天板のみを刈り進むことも可能。
「芝刈機」の要領で作業ができるので体力的にも負担とならず、時間も大幅に短縮できた。 
これを使って往復すると高低差の少ない畦道は「それだけで十分」となる。

□法面草刈機 



中山間地特有の高低差のある広い法面を刈るための草刈機。
従来、斜面刈りは体力を消耗する大変な作業だったが法面草刈機の登場で作業は軽減化・
効率化が図られた。
前後の移動やハンドルの高さ調節が自由自在なのが強みで、天板刈りにも利用している人も
多いようだ。
ただ、天板刈りの刈り取る幅は畦刈機の方が広い。
昨年は大豆畑の畝間の草刈りにも活用した。(畝幅に丁度合う幅となっている)

□一般的な草刈機



何にでも対応可能で一番融通が利く草刈機だが、人力で振り回す必要があるため体力を消耗
する。
写真の草刈機は通常の物よりも15cmほど長いので、一度に刈り取る幅が広く効率的だが、
その分重いので長時間の利用には不向き。
この草刈機は「林の刈り払い」にも利用している。
刈り取る幅が広くない場合は、普通の流さの軽い草刈機を使うようにしている。
コメント (2)    この記事についてブログを書く
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2 コメント

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違いますねー (スベルべ)
2014-05-23 04:52:32
 私も荷台の草刈り機を使い分けているけれども小型の肩掛け式だけ。
2サイクルと4サイクルの二種類を使い分けていますが、
2サイクルのものは大きな円盤の先からナイロンコードが3~4㎝出る仕掛けを取り付けています。
円盤の先から少ししかコードが出無いためか切れた雑草の飛散も少なく助かっています。
丁度昨日整備してエンジンを掛けたところでした。
草刈り機は除草剤を使わないスベルべには命の綱的存在です。
でも、自走式も欲しいですね。羨ましいです。
Unknown (霜後桃源記)
2014-05-24 05:20:10
スベルヘさん
コメントありがとうございます。

草刈の稼働が大きな負担となっていることから、草刈機への「投資は惜しまず」のスタンスです。
自走式を導入してから随分と楽になりました。

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