霜後桃源記  

安心、安全と美味しさへのこだわり
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主役の妻は生産部長、夫は営業部長兼雑用係

熟年起農塾開講

2006-07-22 18:49:18 | 生活
「熟年起農塾」が今日から始まった。この塾は,県や市それにJAが支援し、担い手不足に悩む農業に団塊の世代を活用する目的で開催しているとのこと。
農業一年生のオジサンは乏しい見識を少しでも広げたいと考え、新聞で塾生募集の記事を見て直ぐに申込んでいた。

初回の今日は、昨年、家、農地、機械等何も無い状態の花泉に仙台から移り住み、茄子の栽培に挑戦し素晴らしい実績をあげられた菅原恒郎さんのお話しだった。
お話しのタイトルも奮っていて「無から、なんとかなるさの冒険物語」。
まずは、脱サラでゼロからスタートした菅原さんの勇気に心から敬意を表したい。
当然初年度は赤字だったそうだが、そんな結果よりも、菅原さんが紹介した「行動規範」が素晴らしかった。
・ いい加減な心「やること多くして、それに潰されないように」
・ そんなもんだと思う(と気がらくになる)「夏は暑いもんだ、子供は泣くもんだ」
農業を経験した者だけが言えるこのコメント、同じ脱サラ組のオジサンにはよ~く理解できる。
置かれている環境は異なるものの、同じような志しを持って取り組んでいる仲間が居ることを知り、大いに心強く思った。

塾は12月までに5回に分けて開催されるが、次回以降にも期待したい。



写真は、今朝産直に他の野の花と一緒に出荷した「アキノキリンソウ」。
「塾」が終わった後の帰宅途中に「新鮮館おおまち」と厳美の「道の駅」に立ち寄り、気になる花の売れ行き確認した。
野菜は売れていたが、花は「一勝一敗」というところだった。今日の天気を考えれば十分な成果と言える。
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2 コメント

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Unknown (空兵)
2006-07-23 15:50:34
・ いい加減な心「やること多くして、それに潰されないように」
・ そんなもんだと思う(と気がらくになる)「夏は暑いもんだ、子供は泣くもんだ」

 本当にそうですね。どうせお天気仕事、あまりカリカリしても仕方ない。
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Unknown (「霜後」のオバサン)
2006-07-23 22:00:55
空兵さんへ
いつもコメントありがとうございます。
今更ガツガツしても仕方ないと思う半面、どうせやるならしっかりやりたいという向上心もあります。
これを上手く使い分けるようになりたいと思っています。
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