霜後桃源記  

安心、安全と美味しさへのこだわり
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主役の妻は生産部長、夫は営業部長兼雑用係

新しい管理機

2008-07-10 22:09:07 | 穀物
どの程度の稼働がかかるかも考慮せずに新たに1haの畑作りに挑戦したのが災いし、雑草との戦いや鍬を使っての「土寄せ」作業に気が遠くなる思いをしていた。

そのことをブログで紹介したら「ゴン太さん」から貴重なアドバイスを頂き、それが契機となって従来の管理機を下取りに出し培土のできる「管理機」を新たに購入することになった。



その新しい管理機が午前中に届いたので、早速午後から大豆畑の土寄せで使い初めとなった。
遠くから見ると上手く土寄せが出来たように見えるものの近づくと不手際の目立つ初仕事となったが、最後の畑を終える頃には大分慣れて来て、少し要領も良くなり鍬でやるのと遜色のない土寄せができるようになった。

この管理機は従来のものよりかなりパワーアップしているので、畑仕事の主役として大活躍してくれそうな気配がする。



畝の長さが100m弱のこの畑を鍬でやったら片道だけで疲労と腰痛でギィブアップしそうだが、新しい管理機は四時間足らずで三枚分の畑を終わらせてしまった。
「流石に機械のパワーは凄いね」とオバサンも感心しながら難題が一つ解消できた歓びで「ホッ」と胸を撫で下ろした。

今考えてみると「手押し式の除草機」や「鍬を使った土寄せ」は耕作している面積を考えると自殺行為とも思える暴挙。
動力式除草機の導入と管理機の更改で大幅に時間の節減が図れたことが何よりも大きい。
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10 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (masa)
2008-07-10 22:42:16
機械導入で省力化ですね。あれをしたい、これをしたいと思えば、大概の機械は製品であるということですね。機械物が好きな私ならルンルンで、お手入れですが。いろいろ増えると、手入れも大変だと思いますが、時間は確保できましたね。
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Unknown (あぐりおじさん)
2008-07-11 00:15:09
本当に広い畑ですね
これを鋤と鍬で土寄せしようとしたのですか
その根性には拍手ですが・・・無謀ですね
切り替えの速さと、俊敏な行動に拍手です
スピードは得がたいものです
豊作を期待しております
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Unknown (デンセンマン)
2008-07-11 10:01:34
管理機の更改は大成功でした。してやったり!よかったですね。費用対効果どうでしょう。オジサン得意の農業損益計画書の策定をされたと思います。効率化の時間をどう上手く収入に結び付けるか 管理機の損耗費以上の稼ぎが不可欠です。耕作面積を増やすの単純計算ではなく付加価値のある作物を思案することでしょう。つまりボロとは言わないがよりゼニになる儲けです。他人の懐ではありますが考えると楽しくなります。頑張りましょう!



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Unknown (ゴン太)
2008-07-11 16:49:46
毎日暑いですねぇ。
芝生の上の過保護な温度計が連日30以上、我が
家の軒先の温度計は40度です。
もう朝と夕方しか畑には出られませんが、オジサ
マは頑張っておられますね。
最初うねったのは肩に力が入っていたのでしょう。
スポーツも同じですよね。

綺麗に仕上げるには二度びきという手があります。
浅めにして二度、歩行距離は倍になりますが力も
要らず楽に進めます。
あそこの婿殿は流石ようできた婿殿じゃとご近所
から高い評価を受けること間違いありません ^^;

ゴン太も最初は水糸を張りその上に足跡を付け、
その上を走らせていましたが、今は両端にプラの
カラーペグを打ちそれを目印に曲がり無く出来る
ようになりました。

温室でも活躍しそうですね。
お体ご自愛下さい。
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Unknown (「霜後桃源記」)
2008-07-12 04:40:32
masaさん
コメントありがとうございます。
大きいお金は無いけど管理機を買う程度のお金はあったので、今回も「時間を買いました」というところでしょうか。
草刈機も含めて大小様々な機械が増えたので点検・整備・燃料抜き・オイル交換等の管理簿を作り漏れのないようにしました。

あぐりおじさん
コメントありがとうございます。
試行錯誤の連続とはこのことです。
いずれもドロナワ式の対応で落ち着くまでにまだまだ右往左往が続きそうです。
今年は試行段階で豊作までは望めないものと思っています。
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Unknown (「霜後桃源記」)
2008-07-12 04:56:36
デンセンマンさん
激励ありがとうございます。
費用対効果を考えると躊躇してしまうのが本音ですが、今回の管理機はそれを度外視し〇が一ケタ多い金額でも買いたい心境でした。
しかし、意外と安いもので下取りも高額だったので採算を云々するレベルではありませんでした。

農業も付加価値の高い生産物に工夫を凝らすことは必要ですね。
自然体だと供給時期が重なり価格が暴落したりすることがしばしばです。
浮いた時間で地域の特性を活かした取り組みをして行きたいと思っています。

ゴン太さん
お陰様で大助かりとなりました。
(チェンソウの教則本も昨日届きました。)
未だ不馴れなため本当に肩に力が入りました。
というよりも力を入れないと上手く進めることができませんでした。
今朝は肩がパンパン状態となっています。
まだ要領がつかめていないのかもしれません。

この管理機の導入によりオバサンの畑仕事の稼働も大幅に効率化が図れそうです。
いい買い物ができました。
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Unknown (ゴン太)
2008-07-12 18:57:53
ご苦労様です。
不慣れもありましょうが、一度に深く耕しすぎです。ハンドルももう少し上にして下さい。

この深さを一度にやると誰でも肩もこります。
画像から推察しますと抵抗棒のようですね。
車輪を付けて半分の深さにして下さい。
車輪が悲鳴をあげている様子がうかがいしれます。

半分にしますと管理機も軽く早く動きますし、直
進性も良くなります。
是非試してみて下さい。

オバサマの(同年代なのですが・・・)稼働効率化、
これは省力化の成果ですね ^^

チェンソーの取り扱い良く読んで下さいね。
信じられない体勢を見て目が点になりましたから。

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Unknown (「霜後桃源記」)
2008-07-13 05:15:20
ゴン太さん
引き続きのアドバイスありがとうございます。
まだまだ要領が分かっていないようですね。
多分何かが欠けているだろうと思いながらやっていました。
今日再びチャレンジしてみます。

チェンソウの教則本は冬仕事の前にジックリと読みたいと思っています。
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Unknown (空兵)
2008-07-13 22:15:59
この管理機というのは、小さな耕耘機みたいなものなのでしょうか。
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Unknown (「霜後桃源記」)
2008-07-14 05:57:14
空兵さん
コメントありがとうございます。
管理機はトラクタや耕うん機で耕うんした圃場に野菜用のうねを立てたり、溝を掘ったりする作業に使うようです。
勿論「小さな耕耘機」としての機能も有していますので、少ない面積の畑であればこれ一台で十分用が足ります。
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