いつも軽トラやトラクタを運転しながら聞いているスピードラーニングで、3D職種(dirty, dangerous, difficult)なる
言葉があることを知った。
海外からの技能実習生には、そんな仕事が与えられることが多いらしい。
自分にとっては、鶏舎から堆肥を搬出する作業が3Dとなっている。
鶏舎からスプレッダまで堆肥を運ぶのに大きなプラスチック容器を用いるが、湿気が多いと３０～４０kgの重さに
なる。
それを「ヨイショ」と持ち上げ、何度も往復を繰り返すので腕や脚腰に大きな負担がかかる。
今日は雨の予報が出ていたので、「降る前に一台分を片付けよう」と朝食前に大汗をかきながら頑張った。
そして、朝食後は産直巡りをしながら「身体を休めよう」と思っていた。
ところが、朝食後も雨はパラツク程度だったので、産直巡りは生産部長に代わって貰い、堆肥搬出を優先させた。
途中で脚にも腕にも力が入らなくなりヨレヨレ状態となったが、何とか雨が降り出す前に二台分を終わらせること
が出来た。
これで３D作業の進捗率が50%になった。
高床式が解消された新しい籾殻敷きの部屋が二つ完成し、鶏達も嬉しそうだった。
