甍の上で

株式会社創瓦 社長 笹原真二のブログです。

 スポーツ界に 新しい顔

2019-06-30 21:20:04 | Weblog
 新しい顔と縁
 先日、NBAからドラフト1巡目(全体で9番目)でワシントン・ウィザーズから指名を受けた、八村塁選手が連日ニュースに取り上げられた。

 印象的だったのが、中学時代の恩師、坂本先生が、八村からの電話に涙ぐみながら少し上ずった声で「塁、良かった・・・良かった」と目頭を押さえながら電話で話していた映像は、見ているこちらまで、感動するシーンだった。

 八村塁を見ていて感じることがある。一昨年、大リーグのロスアンゼルス・エンジェルスに行った大谷翔平と同じ雰囲気を感じる。あどけなさが残る顔の野球少年、バスケット少年が、そのまま爽やかな青年となり、プロの最高峰の舞台に上がって行ったこともだが、共に醸し出す雰囲気が良いと感じる。

 大谷、八村の顔が良い。イチローの顔でなければ、松坂の顔でもない。もちろん、王、長嶋でもない。共に童顔ということもあるかもしれないが、かつてこんな純真な顔をしたスポーツ選手がいたのかと思うくらいだ。大谷が日本ハムファイターズに入団したころから感じていた。そこに、八村が現れた。だからこの二人の顔を「新しい顔」と感じている。

 八村の関連ニュースを見ながら感じたことは、改めて運命とは、人の縁とは、不思議なものだという事。小学校の頃は野球をしていたという。ポジションはキャッチャー、ものすごい牽制球を投げていたそうだ。そんなボールを投げるのなら本来ピッチャーなのだが、彼の球を受けることの出来る人がいないからキャッチャーをやっていたという。

 中学校に入ってからは、友達にバスケットボール部の練習に行こうと、あんまりしつこく誘われたそうだ。友達が諦めないので「1回だけ行けば、諦めて誘わなくなるだろう」と思って仕方なく練習に参加したという。

 中学の坂本先生は、早くから八村の素質を見出し、練習に飽きてバスケットを辞めないよう練習にも工夫した。「お前は、NBAに行ける」(まさかNBAに行けるとは思っていなかった・坂本先生談)と何度も言われ続けたというが、当の本人は、NBAが何なのかも知らなかったという。

 彼の球を受ける人がいたら、そのまま、野球を続けていたかもしれない。同級生の友達が誘うのを諦めていたら、恩師の坂本先生の熱い指導が無かったら・・・NBAは無かったかもしれない。

 八村塁という一人の選手の運命は、同級生の友達、坂本先生、他にもいっぱい彼に影響を与えた人との縁がもたらしたものと言えるかもしれない。そんなことを思っていると・・・柳生家の家訓が思い出された。

 「小才は、縁に出会って、縁に気付かず、中才は、縁に気付いて、縁を生かさず、大才は、袖すり合う縁をも生かす」・・・良い顔をしたスポーツ選手が良い影響を与えてくれている。  
                  令和元年6月28日      笹原真二
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