株式会社インテック左右田 長野市、畳・内装屋の色々ブログ

長野で畳・内装工事業をさせてもらってます。創業65年、3代目・・・世間では財を食い潰すと言われてますがどうなる事やら。

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ようやく畳表を織り上げます!

2015年02月06日 | 日記
昨年の7月に痩せる思いをして収穫をし、泥染めをし、乾燥させた後、余計な湿気、日焼け防止のビニール袋に入れユックリと寝かせていたイグサがようやく畳として織られる時期となりました(^^)

今回はそのイグサを長さごとに分けてどんな畳表を織るかを検討して来ました。



イグサを束にし、根の部分を揃えて立てます。それに添える様に3cmごとに印をした棒を当て、1番長いイグサから抜き取り、印ごとにまとめていきます。
こんな感じに

成長具合によって長さもそれぞれ違います。
機械ではこんな感じに長さ選別します。


次にその中から栄養不足だったり、グレて横道に行ってしまった様なイグサを一本一本見付けて抜き取っていきます。

右の方が茶色い部分が幅広くなっているのが分かりますか?
これが抜き取られてしまうイグサです。
こうして選別していくと、綺麗な畳表を作る原料となるイグサはかなり減ってしまいます。
でも、畳表として使えないイグサの中から寝ござだったり上敷きだったりに使用されるんですよ!

今回は今ではとても珍しく貴重になった畳表を作る機械(織機)で作った『中継ぎ表』を拝見して来ました。



イグサの良い部分だけを使って織られる畳表で、根と先の色変りしている部分は一切使いません。
イグサがパラパラと見えている方が裏面です。
物凄く高級な畳表ですが、昔は弊社でも納めさせて頂く機会がありましたが、今では・・・。
大変貴重で希少価値が高い為、市場に出回らなくなってしまいました。今は受注生産です。そして、畳として仕上げるのも、そうとうな技術を要するので、その腕がある職人さんも大幅に減ってしまっています。
全てを機械に頼り知識と技術を持ち合わせていない機械職人が増え、それを良しとする企業が増えてしまったのが原因の一つでもあります。
この畳業界に居させてもらっている一人として反省し、改善の一助になれる様な仕事をしないとです!

せっかくなので、オブジェ的な壁掛けを作らさせて頂きました(^^)
壁掛けにして玄関や応接室に飾ると匂いも吸収してくれ、イグサの心地よい香りがします!
我ながら良く出来ました^^;

少し息抜きでこの時期しかやっていない牡蠣ハウスで昼食でした!

プリプリジューシーで腹一杯頂きました(^^)!

去年から(正確には一昨年)丹精込めて作りましたイグサが今回の選別・選択でいよいよ畳表と姿を変えて完成いたします!
3月末には弊社工場に到着する予定となってます。
寒い、暑い、腰が痛い、色んな経験をし自分の目で見ながら完成する畳表です。数に限りがありますが、自信を持ってご予約のお客様に納めさせて頂きたいと思います!

今回も熊本八代の農家・織元さんには大変大変お世話になりました。
役に立つ良い知識を毎回頂戴しております。
今回も誠に有難う御座いました!


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