ときどき、ドキドキ。ときどき、ふとどき。

曽田修司の備忘録&日々の発見報告集

市民大学講座の発展形がつくれるのではないか

2006-01-16 07:40:24 | アーツマネジメント
先日の生涯学習に関する記述の続き。 → (参考)生涯学習と文化政策 (2006/01/12) 生涯学習の取り組みとして、市民大学講座というタイプの催しは一般的だが、普通は受講生は単に講義を聴いてそれで終わりであり、そこから何かが発展的に出てくることは少ない。 思いつきだが、受講生が、講座で学んだことを活かして、次の年(または半期あと)の公開講座の内容を企画し実施運営を手がけることをやったらよ . . . 本文を読む
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アーツ・アンド・クラフト運動とイングリッシュ・ガーデニング

2006-01-15 12:03:03 | 大学
跡見学園女子大学では、今年4月から、大学院マネジメント研究科とマネジメント学部生活環境マネジメント学科が新設される。(大学院は東京・文京区の茗荷谷キャンパス。男女共学) → (参考)大学院で教える (2005/11/26) → (参考)生活環境マネジメント (2005/11/11) それを記念して、昨14日、「ガーデニング講演会とマンドリン演奏会」が開催された(新座キャンパスの花蹊メモリアル . . . 本文を読む
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「文化」は自分たちがそこに関わってつくっていくものだ、と思うのだが。

2006-01-14 22:10:48 | アーツマネジメント
滋賀県栗東市の栗東芸術文化会館さきらの指定管理者選定問題の続報。 13日の栗東市議会文教福祉常任委員会で、市の提案する議案122号、つまり、JR西日本ビル管理サービスを指定管理者とする条例案が可決されたという。このあと、本会議で可決されれば条例は成立する。 情報ソースは、いつものように「やくぺん先生うわの空」である。 → やくぺん先生うわの空 「1月13日栗東市議会文教福祉常任委員会メモ~ほ . . . 本文を読む
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生涯学習と文化政策

2006-01-12 22:39:47 | アーツマネジメント
昨11日、東京都豊島区の「生涯学習推進協議会」の第一回会合が開かれた。 高野区長の挨拶によれば、豊島区は、2005年4月に文化政策の担当部局を教育委員会から区長部局に移管し、文化政策に関して全庁的な取り組みを行うこととしたという。 それ以前には、資生堂の福原義春名誉会長が座長を務める「文化政策懇話会」が設置され、埼玉大学教授の後藤和子氏らが中心となってまとめた「文化政策に関する提言書」が平成1 . . . 本文を読む
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「これさえやっていればいい」では文化は創れない

2006-01-10 22:30:24 | アーツマネジメント
昨9日、滋賀県栗東市にある栗東芸術文化会館さきらの指定管理者選定問題をめぐる第二回市民シンポジウム「さきらはいったいだれのもの?」が開催された。 音楽ジャーナリスト渡辺和氏が第一回に続いて栗東に現地取材を敢行、前回と同じく帰路電車の中から速記録を自身のブログに公開しておられる。 ここぞという勘所を逃さない嗅覚と機敏な行動力にあたまが下がる。 その速記録にざっと目を通させてもらっての私なりの感想。 . . . 本文を読む
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はじめの記憶

2006-01-09 07:44:05 | その他
以下、どうでもいい話。 正月に家でフジテレビの「ごちそうさま」を何気なく見ていた。 その回は、女優の須藤理彩がゲストに出ていて、もうすぐ30歳になる、昔から早く30歳になりたかった、という話をしていた。 30歳になるとそれまでと何が違うか、という話になって、須藤が、「テレビで相撲を見ていて横綱が年下なのにびっくりする」と発言。 これに対して、番組のホストの小堺一機が「そうそう、高校野球なんかも昔 . . . 本文を読む
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ステップアップのきっかけ

2006-01-08 23:39:17 | アーツマネジメント
今日、今年のNHKの大河ドラマ「功名が辻」が始まったようである(私は見なかったのだが)。 初回の放送に合わせて、一昨日だったか、新聞に主演の仲間由紀恵の紹介記事が載っていた。面白かったのは、仲間がいまのように注目されるようになったきっかけは、テレビの深夜帯に放送されていたドラマ「トリック」からだ、という指摘である。 やくざの箱入り娘の学校教師役が評判をとった「ごくせん」(カタカナだったかな?)はそ . . . 本文を読む
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幕末という時代

2006-01-08 07:43:04 | その他
昨日(だったと思う)、TBSラジオの永六輔の番組で、「日本の男子中学生高校生が着ているあの黒い詰め襟の学生服というのは、日本の幕末の時代に、アメリカ南北戦争の際の北軍の軍服が大量に余っていたものをグラバーが日本に持ち込んで売りさばいたものだ」という話をしていた。グラバーというのは、長崎にある「グラバー邸」に名を残しているグラバーである。当時、薩長に大量の銃を売ったのもグラバーだそうだ。 永六輔は、 . . . 本文を読む
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「私」と「欲望」の二重構造

2006-01-07 08:29:03 | その他
私は高村薫の小説を読んだことはないが、ときおり新聞でその寄稿文を読むと、冷静な、しかし、読み手をつかんで離さない切迫した文体に、いつも迫力を感じている。 朝日新聞に、このところ、「新・欲望論」というシリーズ企画が連載されていて、連載第二回の5日の寄稿者が高村だった。 ちなみに、第一回は脳科学者の茂木健一郎で、見出しは、「多様性こそ、合脳的」とかいうものだった。要は、人間とは、人それぞれ、思いも寄 . . . 本文を読む
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岡田演劇論による語学学習法

2006-01-06 08:21:19 | その他
以下は、小劇場を中心とする劇評サイト wonderland のインタビュー・コーナーに登場したチェルフィッチュの岡田利規氏の言葉である。 (以下、引用) 岡田 作品の中でノイズを意識的に出したいと僕は考えるんだけど、その場合僕が書いたテキストというものがあったほうがいいんですよね。演劇を作る際には、リハーサルにしろ本番の上演にしろ、繰り返す必要があるわけですけど、即興的だったりその場で観客の参 . . . 本文を読む
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