オヤジのおもちゃ箱(スケール1:1)

「お金は無いけど、暇は有る」万年少年オヤジの車・バイクのプチ改造や昔の思い出、趣味などを綴ったページです。

MB R107 メータのメンテ(お掃除)

2008年05月31日 | 

  形ある物は、いずれは土に帰るもの。。。。
 鉄のサビもそうですが、プラスチックや塗装と言った物も
 放っておくと劣化します。
 
 日光に当たる部分は、紫外線でやられるんですね。
 僕のSLも20年の歳月で、色んな部分がやられてます。(>_<)
 てなことで、メーターのお掃除と補修をしました。

   

  今回は、積算距離計の掃除と指針の補修です。
 積算計は、文字プレートの清掃。指針は、再塗装をしました。
 まずは、メーターを車体から外してきます。

      

 スピードメータのアッセンブリーを外します。
  
   

 裏のカバー、指針、メーターパネルを外します。

   

 ギアボックスのカバーを外します。積算計のギアは、カバーを外すと
 個々に外すことが出来ます。
 ギアをバラバラにすると積算計の数字のドラムがフリーとなるんで、汚れを清掃します。
 僕のは、かなり汚れていました。
 柔らかいウエスにアルカリ系のキッチン洗剤を付けて実施です。

 SLのスピードメーターの回転ピックアップは、いわゆる回転ケーブルは無く
 電気信号(パルス)を受ける構造に成っています。
 パルス信号をメーターに取り込んで、再び機械的な回転に変換するのですが
 積算距離のギアの回転は、フェライトコア(多分)を回転させる構造です。
 このコアを外す時ちょびっと面倒ですが、よーく観察して慎重に行えば問題は
 在りません。(多分・・・・やられる方は自己責任で。。。ね!(^^;))

 それと、実は僕のSLは、1年位前に積算計が動かなくなり原因は最終のピニオンギアが
 溶けて無くなっていた、ってことが有りました。
 モールド型のプラスティック部品は、ウエルドラインと言って型成形の時、
 溶けたプラスティックが型の中に入って行き最終的に結合する部分に
 ミクロレベルの隙間が出来ます。ギアに特定種類の油が付着すると長い時間の内に
 隙間に油が入り込んで終いには部品を破損させる現象があるんですね。
 なので、プラスティック成型品には使ってはいけない油とか洗浄剤があるんです。
 素人判断で訳の判らない油分の使用は禁物です。

   

 さて、お次指針の補修です。塗料は、これがお勧め。。。(^_^)v
 お手頃な量で、キャップに刷毛が付いているんで使いやすいです。

   

 塗る前に#200番程度の耐水ペーパーで足付け(磨き)をし
 一気に塗らずに薄く何回かに分けて塗るのがポイントです。
 乾いたら塗り、乾いたら塗り。。。です。
 
 僕の場合4回程実施しました。

   

 完成~ (^_^)v
 タコメーターと各インジケーターは、指針を外さずにマスキング処置をして
 補修しました。(面倒だったので・・・(^^;))


   

 タコメーターと時計の指針。
 上が補修前、下が補修後。


   

 各インジケータ。上補修前、下補修後です。
 写真撮影が下手っぴいで、補修効果が分かりづらいですが
 実際は、劇的(?)効果。。。有り です。(^_^)v
    

 


 



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