チャイルドシート廻りのメンテ途中で、リアショックアブソーバの交換を実施で
こちらのメンテが中断しましたが再開です。。。
お次は、シートベルトの清掃メンテ。。。
ご覧のは、取り外しのチャイルドシート用シートベルトですが
ベルト、バックル(かな?)類の汚れ除去清掃を実施します。
車体への固定ブラケットですが、左右座の外側は、こんな感じでそれなりのヤレ。
ところが、中央側のブラケットはこんな有様で、特に左座石の物が
腐食が激しく進行していました。
・・・これは、放っては於けないって事でサビ除去と補修処理を実施します。
まずは、ナイロンベルト部分にマスキングテープで養生を施工。
ひたすらサビ除去研磨を実施です。。。(^^;)
こんな具合に綺麗サッパリに研磨します。
さて、サビ止めの補修ですが今回こんなのを使ってみます。
以前、スプレー式のジンク塗料を紹介しましたが今回は、同じくジンクですが
筆塗り用の物。。。筆塗りで有れば、色々な場所での補修が比較的楽に出来ます。
アルコールで脱脂後、チョコッとお試し塗り。。。
こんな感じに成ります。(^_^)
・・・1回塗りでは、こんな。。。
2回塗り施工後です。
流石に外観的にはスプレーの用に綺麗とは行きませんが、その代わり
亜鉛塗装膜厚が分厚く仕上げることが出来ます。
亜鉛塗装の場合は、普通の塗料(樹脂)での塗装と違って耐錆性能の機能が異なります。
樹脂塗装は、酸素・水を素地表面から遮断させることによって錆の発生を防ぎますが
亜鉛塗装の場合は、亜鉛の自己犠牲作用ってやつで素地表面に錆の発生を防ぐ
んですね。これは、鉄素地が酸化(錆)する替わりに亜鉛が酸化してくれる。
って考え方で、亜鉛の酸化は赤錆(酸化鉄)ではないので鉄素地が保護されます。
亜鉛メッキも同様な考え方ですね。
亜鉛の耐サビ効果では、亜鉛被膜が厚くなれば成るほど保ちが良くなります。
元々このブラケットは、亜鉛クロメートメッキ処理がされていますが
所謂、電気メッキ処理で亜鉛被膜は数ミクロン、良くてせいぜい10ミクロンレベル。
環境条件が悪い場所で、僕のSLの様に20年以上の経年では その耐錆の
自己犠牲作用が限界に至ったんでしょう。
今回、亜鉛被膜をタップリとくれて遣ったので後何十年かは大丈夫。(^_^)v
・・・多分。。。
仕上がりは、こんな感じとなりました。。。
個人のDIYでは、上出来ですな。