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映画「幸せへのキセキ」一歩進むことで自分を変えたかった

2012-06-15 09:57:42 | ミニシアター系映画
「幸せへのキセキ」★★★★
マット・デイモン、スカーレット・ヨハンソン、
トーマス・ヘイデン・チャーチ、パトリック・フュジット、
エル・ファニング、ジョン・マイケル・ヒギンズ出演

キャメロン・クロウ監督、
124分、2012年6月8日公開
2012,アメリカ,20世紀フォックス
(原題/原作:We Bought a Zoo )






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「マット・デイモンはうまくキャリアを築いている、
映画は妻を亡くし二人の多感な時期の子供を抱え
仕事にも行き詰った主人公が
心機一転、住む場所を変えようと
買うことを決めたのが2年前に閉園された
動物園付きの物件だった、
子供の陽気に響く笑い声が印象的」



実話をベースにした映画
だからホントにこんなことする人がいるんだなぁ、
実際は人生を変えるというより
絶滅危惧種を含む動物の行く末を心配してという
動物愛護の気持ちが強かったようだが
映画の重点は「今を変えるきっかけ」
何か動く事で今の状態を変えられたらというもの。



他力本願では何も変わらない
それは分かっている
だからこんな行動をする人を見て
ここまでしないと無理かなともふと思う。
最初はそんなふうに思いながら見た。



動物園の再建の難題は財務的なもの、
運営し維持するには相当なお金がかかる、
やりくりに苦心しつつも
家庭では難しい年頃の息子が
母を亡くした淋しさと
大人になりかけの不安定な気持ちの間で
その揺れる気持ちを父親にぶつけている、
救いは7歳になる娘ローズの笑顔、
こんなちょっとしたことで
毎日は色づいてくれる。



「そのうち投げ出すよ」
元からいた飼育員たちはそんなふうに
外部からやってきた主人公達を見てるが
ベンジャミン(マット・デイモン)が黙々と
文句も言わず率先して働く姿を見て
いつしか同志的な一体感が生まれる。


出来過ぎとも思えるラスト、
でもこれで良い。



他人からのちょっとした心遣い
そんなもので随分と人は救われる
誰もがそんな勇気を持ち合わせながらも
戸惑っている
なにも突飛な行動をしなくても
小さなキセキはそこらじゅうにあって、
自分達は気がつかないうちに
その瞬間を笑顔で過ごしているのかもしれないな
そんなふうに思えた


自分自身でこれでいいんだと思わせてくれる
そんなささやかな物語だった。


★100点満点で78点


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キャメロン・クロウ監督作品

初体験/リッジモント・ハイ Fast Times at Ridgemont High (1982) 脚本のみ
セイ・エニシング Say Anything... (1989)
シングルス Singles (1992)
ザ・エージェント Jerry Maguire (1996)
あの頃ペニー・レインと Almost Famous (2000)
バニラ・スカイ Vanilla Sky (2001)
エリザベスタウン Elizabethtown (2005)
PJ20 パール・ジャム トゥウェンティ Pearl Jam Twenty (2011)
幸せへのキセキ We Bought a Zoo (2011)


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