ららみ先生のピアノのおけいこ

自閉症でも、発達障がいでも、両手でピアノが弾けるんです♪
ピアノが弾けるって、素晴らしい!


4分の3拍子を指導していて気が付いたR君の特技

2019-01-06 | 広汎性発達障がい児 R君のこと

昨日は、R君(小5・広汎性発達障がい)のレッスンでした。

R君は今、4分の3拍子の曲を練習しています。

4分の3拍子は、一見簡単なのですが、実は非常に難しいのです。

農耕民族である日本人の遺伝子には、
手拍子を打ち易い2拍子系の感覚が染み付いているらしく、
日本の民謡は、ほぼ、4分の2拍子、もしくは4分の4拍子です。

なので、初心者のほとんどが(たとえ大人でも)
4分の3拍子の曲を弾く時に、勝手に4拍目を追加して弾いてしまいます。

つまり、小節の最後に、なんとなく4分休符を入れてしまうのです。

R君も例外ではなく、4分の3拍子の曲を、4分の4拍子の様に弾いていました。

 

「R君、ここにお休みを入れないでね。休憩したらだめだよ。」

と言いながら、私はお手本を弾きました。

するとR君は

「先生、僕、休憩と云う字を書けます。」と言いました。

「まあ、難しい感じを知っているのね。」

「はい、舌と云う字を書いて、自分と云う字を書いて、心を書きます。」

「そうなのね。もう習ったの?」

「この字は、小学校では習いません。休は1年生で習いました。」

 

次に私は、教則本の上に、「お休み禁止」と書きました。

するとR君は

「禁は5年生で習いました。止は2年生で習いました。」と言うのです。

「まあ、凄いね~  何年生で何を習ったのか、全部覚えているの?」

「はい、覚えています。」

確かにR君は、字を書くことが大好きですし、とても綺麗な字を書きます。

そして、難しい漢字を知っているな~とも思っていました。

でも、何年生でどんな漢字を習うとか、きちんと覚えているのには正直驚きました。

R君には、他にも私の知らない特技があるのでしょう。

そんな事にも目を向けて、R君に、もっと自信を付けさせたいな~と思ったのでした。

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