ららみ先生のピアノのおけいこ

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バッハのメヌエットは、バッハ作曲ではなかった!!

2017-12-11 | 音楽&ピアノ

昨日は、千葉市の、青葉の森公園芸術文化ホールへ、
アンサンブルの演奏を聴きに行ってきました。

主演は、新垣 隆さんと、フルートの みやままさと さんです。

その他にも、ヴァイオリン、チェロ、マリンバの演奏者が出演されていました。

演目は、バッハ(バロック)から始まり、
ベートーベン(古典)、チャイコフスキー(後期ロマン派)等を経て、
最後は、ガーシュイン(現代)や、新垣さんの即興演奏まで~
年代を追った、楽しめるプログラムでした。

やっぱり、アンサンブルはいいな~と思いながら、聴いていたのですが、
そこで新垣さんが、爆弾発言を 

あの有名な、バッハ作曲(とされている)ト長調のメヌエットは、
実は、バッハ作曲ではなかった というのです。

え~っそうなの~っ  知らなかったよ~っ

最近は色々な研究が進み、
このメヌエットは、ぺツォールト(1677~1733 ドイツの作曲家)の作曲
~と云う説が、有力になっているのだそうです。

ご存知の通り、このト長調のメヌエットは
「アンナ・マグダレ-ナのための音楽帳」と云う曲集に収められています。

そして、この音楽帳は、
バッハが、再婚相手の アンナ・マグダレ-ナさんの練習の為に編集したものです。

当時出版されていた小品を、バッハが自ら写譜をして編集した曲集なので、
バッハ自身の作曲と勘違いされてしまったようなのです。

 

え~ん   わたし、ピアノの先生なのに、知らなかった 

今まで、何の疑いも無く「バッハのメヌエット」として、レッスンに使ったり
発表会で演奏させたりしてきました

どうしよう。。。

ちょっと落ち込みましたが、演奏会が素晴らしかったので、少し気が紛れました。

でも、これからは、このメヌエットをレッスンで使う時は、きちんと、
「この曲はね、バッハ作曲と書いてあるけど、本当はペツォールト作曲なのよ。」
と教えてあげようと思います。

そして、今まで、間違えたことを教えていた生徒の皆さまには、
お詫び申し上げたいと思います。

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