一昨日は、高校2年生の、ミノ君のレッスンでした。
お母様の話によると、夏休みに入ってからは生活も乱れて、
本棚のガラスを割ったり、暴言を吐いたりしているそうです。
まあ、反抗期男子の家庭ではよく有る話なので、さほど驚きはしませんが、
それでも、大変なことは事実です。
部活には再び行きだしたようなので、それだけは安心しました。
レッスンに来た時は、普段通りに落ち着いていましたので、
私は何時も通りに卓球の話をして、ミノ君の気持ちをリラックスさせました。
そして、最近の課題、モーツアルトのソナタをレッスンしました。
先週よりも、ほんの少し、練習の跡が見られました。
一通りレッスンをした後で、
「何か、弾きたい曲がある?」と聞いてみました。
「まあ、あります。」
「何?」
「ドビュッシーの月の光を、いつか弾いてみたいです。」
「ああ、綺麗な曲だものね~ でも、ちょっと難しい曲ね。」
「知っています。 4月頃に、家でちょっとだけ弾いて、すぐに挫折したので。」
「まあ挑戦したことがあったの? その気持ちが素晴らしいね」
「でも、弾けなかったから。」
「あの曲は、譜読みが厄介だからね~
でも、今度の宿題は、月の光にしてみる? 覚悟が要るけどね。」
「やってみます。」
~と云うことで、ミノ君も、実力以上の曲に挑戦することになりました
一昨日は、Aちゃん(8月9日の記事)の次が、ミノ君のレッスンだったので、
Aちゃんの向上心がミノ君に移ったのかな?
何はともあれ、嬉しい出来事でした
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2時間