INSIDE SORAMAME

私の頭の中のキオクを綴っていくつもりです・・

2017年3月25日ダイヤ改正(5)

2017年03月14日 |   ┣ ダイヤ改正2017
・「46番」と「46-1番」の“個性化”

現在、「46番」と「46-1番」の郊外行きは、それぞれに「井尻六ツ角行き」と「雑餉隈営業所行き」があるが、これらの行先は残したままで、「46番」に福岡女学院行き、「46-1番」に福岡徳洲会病院行きが新たに登場。

「46-1番」登場の際の記事で、

“「46番」と「46-1番」、現時点ではいずれも井尻六ツ角行きと雑餉隈営業所行きだが、いずれは違う道を進むことになるのかも”

とか、別の記事でも、

“「46-1番」は、「45-1番」との対応も意識すれば、徳洲会病院経由とする手もあった気がするが、”

と書いていたが、「46番」と「46-1番」が違う道を進むことは、予測できた方も多かったのではないだろうか。

でも、精華女子短大経由雑餉隈営業所行きを「46番」と「46-1番」にそれぞれに残したままで、女学院行きと徳洲会行きがプラスされるというのは「YKF」な感じが否めず、もう少し、整理できたのではないかという気も。
まあ、井尻地区から郊外で見ると、「46番」は井尻駅にはやってこないし、「井尻六ツ角」も「46番」と「46-1番」では乗り場が異なるので、さほど弊害はないのかもしれませんが。


「46番」に雑餉隈営業所行きができる以前は、「46番 井尻六ツ角行き」が1系統だけ、という時代が続いていたので、3×2の6系統というのはなかなかの多さ

ちなみに、「46番」に新道経由の派生系統「46-1番」ができて、かつ、徳洲会病院に乗り入れる、ということを、2012年に予測していました。

あと、「46番」「46-1番」の都心行きは、博多ふ頭まで行かなくなるものが増え、博多ふ頭行きは3割減と大減便。

井尻や竹下からは、博多駅や天神まで行ければよいのかもしれないが、「46番」「46-1番」は「天神→博多ふ頭」という役割も担っているので(この区間は「90番」として運行)、ここに大きく影響が出る。
例えば、平日の13時台は天神→博多ふ頭がたったの1本だけ(現行は4本)となり、これは減らしすぎのような気も。

連節バス」は中央ふ頭に優しすぎて、博多ふ頭には冷たいのだが、今後、車両が増えて増便する際に、ルート変更など、博多ふ頭へのケアはあるのでしょうか。
「連節バス」ではなく、「W3」那の津四丁目行きの一部をみなと大橋経由で博多ふ頭まで延長してみては?とも思ったが、バスに乗った人はどこに連れていかれるか不安になるでしょうか(笑)。

私が孫の顔を見る頃には、「46番」が竹下で分割されていたりするかもしれません(笑)。


・「29N」再編と「22B」新設

 
「29N」は香椎浜営業所発着の「運輸支局経由」が廃止となり、アイランドシティ照葉発着の「香椎浜南公園経由」が新設。
香椎浜からアイランドシティにだんだんと引き寄せられていく感じ。

「29N」のアイランドシティ行きは、「海岸通り経由」と「南公園経由」の2系統となる。
全てが「海岸通り経由」とならなかったのは、これまでの「運輸支局経由」の利用者の利便性低下を防ぐ意味と、アイランドシティへの利用者の遠回り感軽減の二つの意味がありそう。

7年前、「香椎浜南公園前経由」に関する記事で、

“道路の両側に大きめの公園があり、都市高速と広幅員の道路で地域が分断されることもあり、ここに多くのバスを通すよりは、「海岸通経由」と「運輸支局経由」に分散させたほうがより多くの利用が見込めるということなのだろう。
そして、そういった状態が長らく続いているということは、「海岸通経由」「運輸支局経由」のそれぞれが、「単独でも成り立っている」ことを示していると言え、このことは、アイランドシティ及び香椎浜地区から千早駅へのバス路線がなかなか充実しないことにもつながっていく話だと思う。
ただし最近は、香椎台、みどりが丘方面に向かう運輸支局経由の「27N」、若宮田、舞松原方面に向かう海岸通経由の「24N」が登場しており、「単独で成り立っている」という状態からはやや後退しているのかもしれない。
もし仮に、「単独では成り立たない」ということになれば、「一つの系統で複数の需要に応える」ことが求められ、東部地区の都市高速路線にアルファベットが付いた当初(まだ「名島ランプ」がなかった頃)のように、「香椎浜ランプ~香椎浜中央~海岸通り~陸運支局(当時)~香椎浜営業所」のような「小文字のe」ルートになったり、もしくは、「香椎浜南公園経由」に集約、などということが起きるかもしれない。
そうなれば、都心までの所要時間や家からバス停までの距離が長くなり、結果的にバスは不便なものとなってしまう”


と書いた。
そこから状況は少しづつ変わり、「海岸通経由」「運輸支局経由」のそれぞれが単独でも成り立つ時代ではなくなっている。

あと、2年前の春から土日祝日に運行されている「直行29N」は、途中での乗降が可能となるとのこと。

また、アイランドシティ照葉発着で、香椎浜ランプで都市高速を乗降する「22B」が新設。
これも、アイランドシティの利用者の遠回り感軽減が目的と思われ、香椎浜からアイランドシティへのシフトを実感する(いずれ、バスの営業所もシフトしてしまうのですが)。

でも、香椎浜地区のバス停は「留学生会館前」と「香椎浜北公園前」にしか停車しないのに、「22B」という番号で大丈夫なのでしょうか。
海岸通りとか運輸支局方面に行きたい人が、「22」という数字を見て天神から乗ってしまうリスクはありそう。
少なくとも、照葉発の便は「210番」でよかったような気も。

天神中央郵便局前の乗り場の問題もあるので、とりあえずはこれでスタートしておいて、営業所がアイランドシティに移転する際に散らかりすぎた番号を整理…という流れでしょうか。
でもその前に、今のうちに「22-1」を「ふ2」(ふのにばん)、「23-1」を「ふ3」、「23-2」を「ふ1」とかにしておいて、使える番号を少しでも増やしておいたほうがよさそう。


土井営業所も香椎花園南口も「22N」だった時があったねぇ…という時がいつかやってくるかもしれません。


・「筑豊特急」の再編


一連の記事の守備範囲外ではありますが、過去にも本数の推移を載せてきたので(表は、天神発平日の本数)。

坂の下行きが廃止で、田川行きに「飯塚も通って烏尾トンネルを通る」というパターンが追加されます。
(つづく)
コメント
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