そらち旅日記 Vol.2

北海道空知総合振興局の職員が集めた旬の情報を、そらちの風に乗せてお届けします。

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あの「三船」の鍋の作り方

2011年11月25日 | 空知の食
JR岩見沢駅を出てすぐ右の方にあるやや古びた建物、
これが創業昭和40年、あのかしわ専門店「三船」です。

   


どこか哀愁を漂わせている外観とは裏腹に、中はいつもお客さんでいっぱい、とても賑やかです。
札幌などからJRでやって来るお客さんもたくさんいるんですよ。
入口を入ってすぐにはカウンター席とテーブル席、奥には座敷がいくつか。
これはお座敷からカウンターを見たところ。




壁のメニューはこんなにシンプル。飲み物はまだ続きがありますが、
食べ物は「やきとり(もつ、せいにく)」、「かけそば」、「おしんこ」と「キムチ」のみ。
ある意味、潔い? 




ところで、メニューの中で「ワイン」の単位が「二合(?)」となっています。
注文してみると本当にお銚子のようなデキャンタに入って出てくるんです。

さて、ここは美唄やきとりがルーツの「もつ串」が有名。
皮とモツ(レバー、砂肝など)がタマネギをはさんで同居、一本でいろんな味が楽しめます。
黄色いのはキンカンと呼ばれるタマゴ。
味付けはシンプルな塩味、これが鶏の脂とあいまってクセになるんですね~。






この他には、前日までに予約が必要ですが「かしわ鍋」の5人前(6,300円)と
8人前(10,080円)、これも名物料理で人気のメニュー。
鍋の作り方がテーブルの上に置いてあります。
5人前の作り方ですが、スープを沸騰させたら半分をラーメン丼にとってから、
具材の半分を入れ、食べ終えたら2回目を同様にして作ります。
「え~い、面倒だぁ。いっぺんに入れちゃえ~」なんていうのはもってのほか?
それでもけっこう美味しかったですけどね(お店には内緒です…)。
お店の指示はここまでですが、実はこの具材の入れ方にも色々とこだわりがあるらしい、
この店に通い続けて40年!という鍋奉行(もはや鍋将軍?)に指南いただきましたよ。

これが秘伝のスープ、浮いているのは鶏脂。このスープが旨味タップリで超美味しい。
指示どおりに半分を取り分けます。




こちらは具材の盛り合わせ、何とも具だくさんです。
最初にこの半分を入れますが、ここからこの道40年のこだわりが…。




まずは、鶏肉、モツ、キンカンなどを投入。
軽く煮立ててスープにさらに鶏の旨味を移します。




途中、適宜アクを取りながら、竹の子、シイタケなどの煮えにくい具、
なると、ちくわを加えて一煮立ち。




次に、あまり火を通さなくても良いお豆腐、シラタキも投入。
シラタキは最初に入れてしまうとお肉が固くなってしまうそう。
そういえば「すき焼き」の作り方でもそんなこと言われましたね。




少し温まってきたら、白菜を加えてフタをします。
軽く煮立ってから2~3分で出来上がり~。
火加減の調整は微妙な勘所、どちらにしてもあまり沸騰させないのがコツのようです。




さあ、いただきましょう。
なるほど、スープは澄んでいながら深いコクがあり、
鶏肉などはふっくらと煮えてとても柔らか。
それぞれの具材の味が生きていて、いつもとは全然違いました(汗)。
これをもう一度繰り返します。
皆さんも是非お試しを(って、もうやってます?)。




最後にそばつゆを足して玉そばを入れてもらうのも美味しいですよ。
テーブルの上の作り方を見ると、8人前の方はまたやり方が違うようです。
う~む奥が深い…。

この「かしわ鍋」、食べきれない場合には、火を入れてから冷ましたものを
ビニール袋に入れてくれるので、お持ち帰りも可能です。
翌日に、良く味の染みたお鍋を温め直していただくのも、これまた格別です。

ここは15時からの営業ですが、16時台にはカウンターやテーブル席はけっこう満杯!
何だかうらやまし~。また早い時間に、注文してあった焼き鳥や、
鍋材料・スープなどを車で取りに来る人達がけっこういます。
ご家庭で楽しむ市民の方々も多いんですね。
「三船」の味は、岩見沢市民に愛され続けているソウルフードでもあるようです。


三船
岩見沢1条西7丁目
TEL 0126-24-1788
15:00~21:00
日曜・祝日定休
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