そらち旅日記 Vol.2

北海道空知総合振興局の職員が集めた旬の情報を、そらちの風に乗せてお届けします。

カボチャ・ カボチャ・カボチャ

2012年10月29日 | 空知の食
収穫の秋ですね、たくさんの秋の味覚が私たちの食卓を彩ってくれます。
今年のお米は豊作でしたが、カボチャの出来もとても良いらしくて
「どれを食べてもすごく美味しい!」とは農家のお母さんのお話、
そう言われるとどの品種を買っていいのか迷っちゃいますね。

ところで、かつてご紹介した「ひょうたん」みたいな
「バターナッツ」というカボチャを覚えておいででしょうか。
水分が多くて火を通すとねっとりとクリーミーな食感、
今まで食べていたカボチャとはずいぶん違いましたが、
ソテーやペーストにして美味しくいただきました。
中でもあの時に作ったパンプキンパイは自分で言うのも何ですが「絶品!」でした。




あの後「バターナッツ」を探してみましたが、
なかなか売っている所を見つけられませんでした。
が、三笠の道の駅「サンファーム三笠」の農産物直売所、
その中の生産者の方が農産物を持ち込んで販売している
「みかさおいしい物語」の店頭で「バターナッツ」を発見!!




今年から各農家が生産して店頭に置いているとのことでした。
これは是非とも「買い」です。
ところが、同じような大きさ、同じような見かけなのに値段が違うのは何故?
1個150円、200円、250円、300円??
これは何人かの生産者の方が、それぞれ値段を付けて持ち込むからだそうです。
畑の土質とか肥料とか手間とか、それが価格に反映されているのかなぁ。
う~ん、悩みましたがここはやっぱり一番安いのに。




帰ってから、今回はポタージュにしてみました。
みじん切りのタマネギをバターで炒めて透き通ったら、
皮を剥いて適当に切った「バターナッツ」を投入。
そこに濃いめに溶いたコンソメスープをヒタヒタに注いで、
柔らかくなるまで煮たら牛乳を加えて温めます。
お玉などでカボチャを適当につぶして塩コショーで味を調えたら出来上がり。
温めた器に盛って、あれば生クリーム少々とクルトンを浮かせますよ。
この「バターナッツ」の果肉は鮮やかなオレンジ色、
ポタージュにもピッタリでした。あ~美味しい。




スープはミキサーなどで完全に滑らかにしても良いですが、
今回はあえてカボチャの食感を残してみました。
半分をジャガイモやお豆などにしてもきっと良い感じ♪
今度は時間のあるときにでも一手間かけて、
「カボチャのニョッキ」なんかにも挑戦してみたいですね。
きっと色鮮やかに美味しく仕上がると思います。

店頭には他にもさまざまなカボチャが、お値打ち価格で並んでいました。




これは「そうめんカボチャ」。
茹でると中身が素麺のような繊維状になるのだそうです。




こちらはお菓子作りに最適という「ロロン」という品種。
これも1個いただきましょう。




この「ロロン」をシンプルに塩蒸ししてみました。
なるほど、ホクホク感よりもねっとりときめ細かく繊細な味わいはお菓子向き。
このまま食べても充分ですが、煮物や天ぷらにしても良さそうですね。




本当に今年のカボチャは美味しい!
そういえば10月31日はハロウィーン、カボチャが主役のお祭です。
皆さんも美味しいカボチャを是非どうぞ。


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