そらち旅日記 Vol.2

北海道空知総合振興局の職員が集めた旬の情報を、そらちの風に乗せてお届けします。

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伝統の味を守る ~ 三笠「白川とうふ店」

2011年09月22日 | 空知の食
国道12号線から三笠市街へ向かう道道116号線に入って、
高速道路の高架を越えてからやや行くと、左手にお豆腐屋さんの登りが見えます。
ここは昭和13年の創業以来、昔ながらのやり方でお豆腐を作り続けている「白川とうふ店」です。
ここの木綿豆腐が、岩見沢にあるこだわりの燻製屋さん「市川燻製屋本舗」
「豆腐&チーズ燻」に使われていると聞いてやって来ました。




誰もいないのかな? すいませ~ん。
ややしばらくして、おかあさんが出てきましたよ。
何が欲しいの? え~と、何がありますかぁ?
いわゆるショウケースは置いていなくて、大きなステンレス製の冷蔵庫から
その都度商品を出してくれるシステムのよう。あれこれ見せていただきました。




お豆腐は、木綿豆腐(155円)と絹豆腐(115円)の2種類。
道内産大豆と天然にがりのみで作られています。
帰ってから冷奴でいただきましたが、大豆の旨味と甘みが広がる美味しいお豆腐です。




「うちのはね、大豆が違うんだよ」と、
水に漬けた大豆を手にすくって見せてくれたのがこれ。
ツヤツヤしてきれいなお豆です、種類は岩見沢産の「トヨムスメ」。
お豆腐が美味しいかどうかは「おから」を食べてもらえばよくわかるのだそう、
「うちのおからは美味しいよ~」。
でも、おからは午前中でもう売り切れでした、残念…。




こちらは、お揚げ(155円)と小揚げ(168円)。
生揚げもあるようですが、これも今日は売り切れ。
「生揚げがね~、これがまた美味しいの」、え~本当ですか? 今度絶対買いに来ます。
揚げ油は昔から使っている豊年の大豆白絞油。
油が良いので油抜きの必要はないそう。
お揚げをカリッと焼いてショウガとお醤油でいただきました。
なるほど香ばしくてとっても美味しい。




おかあさんのもう一つのお薦めは、こんにゃく(130円)。
群馬県の下仁田からこんにゃく粉を取り寄せて手作りしています。
「いいからお刺身で食べてみてごらん」との言葉どおりに、
まず薄~く切ってわさび醤油で賞味。
普通のこんにゃくより柔らかめで、特有の臭みは全くありません。これはいけます。




こんにゃくは、お揚げの残りと一緒に煮物に。
ササダケと季節のインゲンも一緒に炊いてみました。
柔らかいせいか、味もよく染みやすいようです。




今晩のメニューは、お豆腐、お揚げ、こんにゃくづくしの「白川御前」♪
これにはやっぱり日本酒ですね。




ところで、絹豆腐は普通の木綿より豆乳が濃くて旨味も濃いそうです。
札幌でも有名なお料理屋さんが特にこの絹豆腐を仕入れてくれているとか。
おかあさんお薦めの食べ方は、より大豆の旨味が引き立つように
パックごと温めてから食べるというもの。
後日ですが、温めた絹豆腐に生ナメコ入りのおダシを張っていただいてみました。
本当だ~、大豆の甘みがふわっと広がります。添えたのは三つ葉。
何となく「お月見」みたいなお椀になりましたね。






評判を聞いて札幌などからもたくさんのお客さんが来てくれるほか、
本州などへも品物を送っているそうです。
皆さんに美味しいといって食べてもらえるのが、おかあさん本当に嬉しいようです。
お話を聞いているだけで、何だかこちらまで嬉しくなってきます。

営業時間を教えてもらおうと思いましたが、
朝の4時半頃からお豆腐を作り始めて品物を売り出すのは7時くらいから、
お客さんは寝るまでポツポツとやってくるそうなので、終業時刻は寝るまで?
「元旦から4日くらいまでは休むねえ」、ということはあとは無休? 本当に働き者です。

おかあさんはここの二代目にあたり、
今は娘さん夫婦が三代目として一緒にお店をやっているそうです。
どうか、いつまでも伝統の味を守り続けてくださいね。
近いうちにまた来ま~す! 是非、今度は生揚げとおからがあるうちに。


白川とうふ店
三笠市いちきしり954-24
TEL 01267-3-1001
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