そらち旅日記 Vol.2

北海道空知総合振興局の職員が集めた旬の情報を、そらちの風に乗せてお届けします。

「メープル米」は地元産のお米 ~ 岩見沢「前野商店」

2012年01月20日 | 空知のお米
岩見沢市上志文地区の契約農家さんから仕入れたお米を丁寧に自家精米、
「メープル米」という商標で販売しているのは、
岩見沢駅のすぐ近くにあるお米屋さん「前野商店」です。
昔の名称なのか、何を売ってるのかわかりやすいようになのか、
看板は何故か「前野米穀店」。




生産者の方の顔が見える安全・安心なお米は、
量り売りで玄米から好みの精米歩合にしてもらうことも可能です。
白米もいいけれど、胚芽を残して精米したお米は栄養たっぷりで深い味わい、
また精米したてというのもおいしいですよね。




店内には本州産のお米も並んでいますが、
やはり売れ筋は道産米。レッツ・コメチェン!
7割くらいがこの「メープル米」だそうです、嬉しいですね。
さて、これが「メープル米」のラインアップ。
これ以外にも、「おぼろづき」、「ふっくりんこ」、「ゆめぴりか」などなど…。
ご飯一杯分(約150グラム)の価格が表示されているのもユニーク。




それぞれのお米の成分や特性などの解説もありました。
お店の方によると、上志文地区は土壌の関係で、
本来粘りの強い品種もほどほどの粘りに仕上がるのだそう。
お米にもワインでいうところの「テロワール」みたいのがあるんですね。




成分などは見てもよくわからないので解説文を。
え~と「ななつぼし」の所ですが、「これまでの北海道米の中で
一番おいしいといわれる味」とあります。
食味も86と高評価。よ~し、これください。




ということで、「ななつぼし」5キロ入り(1,800円)を一袋購入。
これはすでに精米してあります。袋の左上にいるキャラクター「メープルくん」は
岩見沢教育大の生徒さんが考えてくれました。




さっそく、お家に帰ってから炊いてみました。
見てください、お米一粒一粒のこの輝き、このツヤ!
しっかりした食感で程よい粘りと甘みもあって好みの味です。
これだとおかずいらないくらいですが、ちょっとタラコを添えてみました。
とってもおいしい♪




ところで、お店の奥に掛かっている額には「創業百年祭」と記されてあります。




よく聞いてみると「創業百年」までには後5年あるそうです。
なるほど上の方に小さく「目標」と書いてありました…。
いったいこの額はいつから掛かっているんでしょう。
いずれにしても約百年、今は四代目にあたる息子さんもご主人と一緒にお店に出ています。




「地産地消」、生産地・生産者限定のこだわりの「メープル米」、
是非味わってみてくださいね。


前野商店
岩見沢市1条西5丁目
TEL 0126-22-0234
8:30~18:30
日曜定休
http://www.maenosyouten.com/