徒然なるままに・・・?

映画や国外国内ドラマのことや思った事など… 毎日更新中~♪

040.『ローズ・イン・タイドランド~Rose In Tideland~』みちゃった!(^^)!

2007年02月03日 23時21分15秒 | 映画

皆様こんばんは~~(^-^)/
今夜は、レンタルしにいつもの様にTSUTAYAさんへ行ったら
見つけてしまった『ローズ・イン・タイドランド』です。
私がレンタルして、返却しに行ったら・・・なんとっ!?
オールレンタル中になっていましたYO!
意外にも~HIT作品なのか??
監督は、以前記事をUPしました『ブラザーズ・グリム』
テリー・ギリアム監督。
前回はグリム兄弟、今回は“不思議の国のアリス”が
テーマとなっています。

主人公のローズ役のジョデル・フェルランドの
演技の上手さとカワイさがGOOD♪でした。


2005年 イギリス・カナダ 本編117分
監督:テリー・ギリアム
(『バンデットQ』『バロン』『12モンキーズ』
 『ラスベガスをやっつけろ』『ブラザーズ・グリム』他)
脚本:テリー・ギリアム トニー・グリゾニー
原作:ミッチ・カリン「タイドランド」(角川書店刊行)
音楽:マイケル・ダナ ジェフ・ダナ
出演
ジェライザ=ローズ:ジョデル・フェルランド
(『生存者』『サイレントヒル』他)
パパ:ジェフ・ブリッジス
(『隣人は静かに笑う』『光の旅人 K-PAX』他)
ママ:ジェニファー・ティリー
(『メイド・イン・アメリカ』『ライアーライアー』
 『ブロンドと柩の謎』『ホーンテッド・マンション』他)
デル:ジャネット・マクティア
(『星の王子様を探して』他)
ディケンズ:ブレンダ・フレッチャー
(『フレディVSジェイソン』『ファイナル・カット』他)

-あらすじ-
10歳の少女ジェライザ=ローズは、元ロックスターで
ジャンキーのパパと同じく、ジャンキーのママと共に暮らしいていた。
ある日、オーバードーズでママを亡くしたパパとジェライザ=ローズは、
バスに乗ってテキサスにあるお祖母ちゃんの家を目指す。
(Yahoo!ムービー解説より引用)


『ローズ・イン・タイドランド』公式サイト


コレより先、ネタバレ含みます。
  ↓
  ↓
  ↓
  ↓
  ↓
  ↓
  ↓
  ↓
  ↓
  ↓
  ↓
  ↓
  ↓
  ↓
  ↓
  ↓
  ↓
  ↓
タイトルの“タイドランド”とは“干潟”の意味。
作品中、ヒロイン・ローズとローズパパとの会話の中、
「お父さんは、“潜在意識の海の底”の“干潟(タイドランド)”
 に行ってくるよ。」というのがありますが~
そこから来ているようですね。

この作品、“不思議の国のアリス”を基にしているらしい・・・
しかし、全然メルヘンでも、ハッピー♪でもないんです。
むしろ、暗い・・・・。

なんたって、主人公の両親は薬漬けのジャンキー
ヒロイン・ローズの“お友達”は、人形の首!
ママは薬の過剰摂取で亡くなっちゃうし・・・
パパも同じくっ( ̄□ ̄;)!!

こんな環境だったらダレだって、“メルヘン”してる
ヒマなんてありませんよ・・・。

物語は、主人公ローズの視点で語られます。
彼女の両親はジャンキーで、ママは過剰摂取で死んでしまいます。
残された彼女とパパは、既にこの世に居ない、おばあちゃんの自宅へ・・・。
しかし、おばあちゃん宅についてすぐ、パパも過剰摂取で“旅立ち”ます。
一人ぼっちとなってしまったローズは、近所に住む
“蜂のアレルギー”を持ち、死体を剥製にする女デルと
デルの弟で障害を持つディケンズと知り合いに・・・。
今まで、ローズのお友達は人差し指にのっけた
お人形の首だったのですが、ここでやっと“友人”と呼べる人たちに
出会うわけです。
ところが、このデルとディケンズもちょっとオカシイ・・・・。
パパが亡くなって居ることに気がついていないローズを
丸め込み、パパの剥製を作ってみたり
デルの自宅には、彼女の母親がやはり剥製になっていたり
弟のディケンズと彼女自身、ワケアリな過去があったり。

“アリス”をモチーフにしているから・・・さぞっ
美しい映像が出て来るんでは?と期待していたので
ちょっと裏切られてしまった感は否めない私でしたが
大人の童話やブラックな昔話が好きなので
まあまあかな?という感じでした。

まぁ、“アリス”のように“異質な世界”という意味合いでは
“アリス”を意識して作っているんだろうな~と思えなくも無い。
(これはあくまで、こじつけになりますが・・・。)
むしろ、普通とは違う世界をあるキャラの視点で
表現し本編の中で断片的に使っているという点では
『ビッグ・フィッシュ』に近いかも?
とはいえ、『ビッグ・フィッシュ』のように美しくはありませんが。^^;

今夜は、童話が元ネタだと思って観賞し驚いた作品。
“パラレルワールド”を“アリス”と真反対の捕らえ方として表現してる
衝撃的な『ローズ・イン・タイドランド』をUPしました。

“アリス”のことを気にせず観賞したら
まあまあかと思います。>ただし、非常にダークですのでお気を付けを。

ところで、最後 ローズは列車事故の現場で知り合った
女性と一緒に、あの場所を離れたんでしょうか・・・?
ディケンズはドコにいったのか?>もしかして、ダイナマイト使用?
謎です。 (; ̄ー ̄)


人気blogランキングへGO!


ブログランキングくつろぐへGO!


エンタメBlogRankingへGO!



最新の画像もっと見る

2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (こうへい)
2007-02-09 03:21:52
初めまして。僕もこの映画見ました。

ローズは最後に事故現場で知り合う女性と
一緒に行ったんじゃないでしょうかね。
僕が思ったのはその後、彼女の養子かもしくは
面倒をみてもらったのでないかと思いますよ。

あの事故はディケンズがダイナマイトで
自爆テロみたいなことをして起こしたんでしょうね。

今までローズがいたのは「不思議の国」で
あの瞬間、ローズは現実の世界に戻った
というか「不思議の国」を抜け出したのかもしれないですね。

よろしかったらトラックバックさせてください。
ようこそ~ヽ^0^ / (soratuki)
2007-02-13 08:52:48
>こうへいさま♪
コメントありがとうございます(^-^)/
》ローズは最後に事故現場で知り合う女性と
》一緒に行ったんじゃないでしょうかね
》あの事故はディケンズがダイナマイトで
》自爆テロみたいなことをして起こしたんでしょうね
お~~~~やはりっ、そうでしたか。
ラスト、知り合った女性に“普通に”懐いているローズを
見ていると、まさかあんな事があった後だなんて
あの女性も気が付かなかったことでしょうし~(^~^;)
あの後、ローズは果たして、“恩人”であるその女性のもとで
普通に少女時代を過ごしてくれたらーと願うばかりです。
あんな小さな女の子が、あんな状況(環境)で生活していたなんて
(本人は“それなりに”楽しかったとしても・・・)
やはり、マズそう。
彼女の「不思議の国」は両親があんな亡くなり方をして
天涯孤独になってしまったという現実からの逃避で
知り合った女性によってそこから助け出された、というのが
物語の最後だったんですね~。