まちのさんぽみち

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手話通訳研修

2018年11月04日 | しゅわしゅわ

恒例の手話通訳者研修会。
研修会はいつも本当に充実して、勉強になる。
今日の講師は、日本手話通訳士協会の会長。
(すごい人が講師なんだ!)

いつものように、報告書を書いた。
全く同じではないが、だいたい以下のようなことを書いた

* * * * * * * * * * * * * * * 

 〇私たちの通訳は、本当に通じているのか、
  ということが大きなテーマだったと思う。

通訳の業務とは
・手話通訳は 手話通訳者と関係者のつながりの接点で行われる
 点と点の通訳ではなく、面として考え、
 通訳者の能力やセンスやスキルが重要
・手話通訳は、手話通訳者が関係事業体に属して、
 事業として行われる
 1回1回が一期一会と捉える。
 共感は大事だが、同化するのとは違う
・手話通訳は対人援助技術である
保護者や家族ではない。また、後日通訳の内容は当人とも話さない。
 しかし、人間として、必要な通報はすべきだ。

ろう者が認識・思考できる通訳を
・ろう者は手話で認識・思考していることを理解する
 自分の通訳が、間違えていないか、
 ろう者に理解されているかどうかは、
 観察力に左右される
 通訳した内容が、きちんと伝わり、
 理解されて、ろう者が社会参加ができる

 〇後半は、日本語の手話表現の実践

 例)・あなたは自分のどこが成長したと思う?
   ・昼間からお酒を飲んでいるとアル中になるよ 
   ・サッカーの経験を通して
   ・こどもたちに夢を与える存在になりたい
   ・相変わらず不整脈がありますね 
    他、長文など

 言葉を通訳するのではなく、内容を伝える。翻訳。

 通訳の正解はひとつではないが、
 ろう者に通じなければ、間違っている。
 現場で通じることが通訳の使命でる。

 最後にフジコ・ヘミングさんの話があり、
 82歳で、やっとピアノがわかった、まだ成長できると語られたとのこと。
 年齢的に、限界が近いのではないかという思いの私に、
 とても勇気を与えてもらえた。

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