11月18日(火)
昨日の夜から降り始めた雨は一晩中続き、夜中には雷の音も…いよいよ明日の朝は雪かな?と布団の中で覚悟していたけれど雨の音は朝まで止まず、朝起きたら銀世界…は免れた。
子供の頃、家の前から見える山を眺めながら「あの山に3回雪が降るとオラ方にも雪が降るぞ」と父に言われ、子供心にそれを心待ちにしていたものだった。これといった防寒着もなかった時代だったが、子供にとって初雪は楽しみなものなのだろうか。今、孫が同じように「早く雪降ってこないかな~」と言っているのを聞き「おばあちゃんもU~ちゃんくらいの時はそうだったよ」と答えながら、いつからそんな気持ちを無くしてしまったのだろうか…と思った。
あの山に3回…は今にも通じるものがある。段丘の畑から見上げる年金保養施設のスキー場に雪が数回降るといよいよ来たな…と覚悟してしまう。
この山の奥にある「苗場山」は多分真っ白になっていると思うが、残念ながら近すぎるためこの段丘からは見ることが出来ない。
昨日の夕方、中学生の孫をむかえに行った帰り道、思いついてこの方角にカメラを向けてみた。
残念ながら、夕方で視界が悪くなっているせいか確認できなかった。
それならば…と、家とは逆方向の段丘にあるスキー場に上がってみることにした。思わぬ道草に孫も乗り乘り。
ここからも確認できなかったがスキー場のすぐ上まで雪が来ていた。
夏はピクニックコンサートでにぎわい、3月には雪原カーニバルで幻想的な世界を作るこのスキー場だが、冬が来ても毎日オープンするわけだはなく、今はひっそりとその時期を待っている。
わずか20分ほどの孫との道草だった。