難なく岩場をクリアするとあとは松の根っこが絡み合うような登山道だ。スタスタと歩けるような道ではないので根っこに足を取られないように慎重に歩く。時間的に見てもあのような岩場はもう現れないだろう。もうすぐ山頂(のはず)だ。
登山開始から1時間50分、ついに山頂に到着。予定時間より10分早い。
ここまで来てやっと携帯の圏外マークが消えたので心配している会長と自宅に一報。
さあ、ゆっくり休もう! と 達成感に浸りたい所だが雲行きがあやしい。休憩もそこそこに下山を開始。下りも大きな石と松の根っこが絡み合っている。ゆっくりと慎重に下る。
予定より大幅に早い。このままだと楽しい山行がもう終わっちゃう。 森林浴にはもってこいの楢の林の中。雨の心配もなくなったことだし、比較的安定した場所で大休止をして昼食を摂る。登り終えたんだ!という達成感も加わりコーヒーが美味しかった!
唐倉山を無事下山し、後は今日の会場であるリゾート地に行くのみ。受付開始までまだ時間があるが、とりあえず会場に行ったら既に準備が整っていて受付をすませることが出来た。交流会の開始までには相当時間がある。ホテルへのチェックインもまだ出来ないので、駒止湿原まで行ってみることにした。
【駒止湿原】 福島県 南会津町と昭和村にある標高11,000mの高層湿原。
昭和45年12月に国の天然記念物に指定される。
湿原は一方通行で木道が整備され2~3時間で散策出来る。最短コースの散策でおよそ一時間程度だった。天気も良く、紅葉もきれいだった。今日の内にここまで来れるとは思っていなかったので何だか得した気分 これから今回の旅の最大の目的「東日本女性登山交流集会」へ…。