ワゴンで会おう！天外魔境

日本で働き始めて１年目のときだったかな、天外魔境III NAMIDAが発表されたときの喜びは一生忘れられない。

ファミコン世代の RPG ファンと同じように、僕も天外魔境シリーズにかなり思い入れがあります。和風ファンタジー、フルアニメーション、絶妙な戦闘バランス、奥深い世界観、最高な音楽監督に豪華な音声陣容、すべてにおいて最高な RPG でした。友達が家に遊びに来たときも必ずオープニングを見せてたし、僕の自慢アイテムの一つでした。

ある時期から海外の生活を始めないといけなかったので、６年ほどテレビゲームとノータッチでしたが、憧れの日本でもう一度天外に会えるなんて夢にも思わなかったんだよね。僕を含め、世界中から多くの天外ファンが公式ページで応援メッセージを残しましたし、１０年を超えてまだこれほど多くのファンが応援しているのにびっくりしました。

なのに GC 版が対応中止に…

こりゃ「ワタシをころしてぇ～」になるわな。せっかく昔のファンを熱狂的なムードにさせてますますなスタートだったのに、いきなり GC 版をキャンセルってどういう事？納得できないよホントに。

それに、3D モデリングは全体的に甘い印象を受ける。人物／背景の立体感と色使いのセンスもいまいち足りない、アニメにもリアルにも分類できないほどの曖昧です。いっそうの事、前シリーズのようなフルアニメーションを使うかトゥーンシェーディングのモデリングを使うべきではないかと思う。

それでも、ワゴンで会おう、天外魔境。
これはハドソンと広井王子に対する敬意ではなく、あくまでも天外のために応援したいと思った。