利順徳飯店は川沿いが正面入口になっていますが、反対側がメインゲートだった歴史もあるそうで…反対側から入ると喫茶店兼レストランの横に出て、目に飛び込んでくる喫茶店の横にある階段には李鴻章や孫文、周恩来などホテルゆかりの人物の肖像画が掛けられています。
写真は、フロントからエレベーターへ移動する途中にある「写真で見る利順徳の文化財」写真の一覧です凄いですね。凄いの一言ですね。「もっと天津の歴史を勉強してから来たら、面白みも違ったかも」とついつい思ってしまいます。
階段も、派手さはないものの高級感漂うつくりです。ここで、スーツをビシッと着込んだ欧米人とすれ違うことが数回ありました。この一瞬は、まさに
「租界時代にタイムスリップ」
まわりに21世紀なものがま~ったくないゾーンで遭遇するので、租界時代のホテル、こんな光景だったんだろうなあと、勝手に想像してしまいます。
ちなみに、撮影した日のフローリングはで、床が全部はがしてありました。普段は階段の手すりと同じ色で、拍子木(分かるかな?)とほぼ同じ大きさの木が見事に組み合わせてあります。歩くとギシギシ言う音の仕組みを垣間見ることが出来ました。
この隣に肖像画とは別の「写真でみるアスターゆかりの人物」コーナーがありますこの付近は通りかかると、必ず誰かが写真に見入っているんですね ブロガーでなくても(別にブロガーかどうかは一言も聞いていませんが)写真に収めている人を何人も見ました。フロントのレリーフも撮りたかったのですが、横幅ありすぎて無理でしたあれはパノラマカメラでないと無理ですね。
次回は、喫茶店とレストランを書こうと思います・・・