無鉄砲女子の欧州旅日記

語学力ナシ!方向音痴!それでも大好きひとり旅。

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鉄道事件簿 その1

2018-03-04 16:46:23 | 旅行
世界遺産の街 バンベルクから少し遠出をしてエアフルトへ…
前回エアフルトへ行った時に見つけたアンティークショップへ行きたくなった。
薄暗い店内には人形や人形用ベビーカー、ネグリジェやブラウスにズロース…
いろいろなモノが一階から二階、階段の手すりにまで置かれ時間を忘れ見てしまう。
アンティークショップだけど、ちょとしたミュージアムといった感じ。
たどたどしいドイツ語で聞いても、店主は優しく答えてくれた。
レイルパスもある、ちょっと遠いけれど朝から出発すれば
夜には帰って来れるのでエアフルトへ行くことにした。

「何か良いものあるかな〜」と列車に揺られながらアンティークショップに想いを馳せる…

エアフルトに到着し、うろ覚えな道を進む。
突然思い立ったので、ガイドブックを切り取って来なかった。
大聖堂前の大きな広場にはクリスマス市。
「確かこの道…」と進む、見覚えのある小道と建物…合っていると進むが店が無い!
道を間違えたか?それとも見落としたか?
戻って確認をするが、どこにも店が無い!
というか、ギャラリーに変わってる??
両サイドの店は変わっていない、と言うことはアンティークショップは閉店し、
ギャラリーになってしまったようである。
遠出してわざわざ来た悲しさより、店自体が無くなっていた悲しみの方が大きかった。

クリスマス市をふらふらと見ながら駅へと向かい、列車に乗り来た道を戻る…
日もすっかり暮れ、ニュルンベルクに到着。
疲れたので途中下車せず、一路宿のあるバンベルク行きの列車に乗り込む。

どっぷりと日が暮れ真っ暗の中、列車が急ブレーキをかけ突然止まった。
乗り合わせていた乗客は戸惑い顔、ローカル線なので車内放送なんて機能無いようである。
しばらくすると車掌が来て列車が止まった事を告げに来たが、
詳しい話はせずに次の車両へと移動して行ってしまった。
皆、しばらくしたら発車するだろうと思った…
外は真っ暗、列車の中は明かりがあり暖かいのは有難い。
これで車内真っ暗、寒いとなったら半べそではすまない。
何も見えない外を眺めていると、人が歩いているのが見える。
見覚えのある服と帽子…警察官だ!でも何故、警察官??
まさか人身事故??ドイツで遭遇??しかも夜!
警察官の後ろには先程来た車掌がいる。

すでに1時間以上過ぎている…どれだけの時間が過ぎたかも分からない。
足速に車掌が入って来て、乗客たちがどこの駅へ行くか確認しだした。
各自自分の行き先を言っている、私も聞かれ「バンベルク」と答える。
聞き終えると次の車両へと移動して行った…
乗客に行き先を聞くだなんて、バスでも来るのか??それとも列車変更??
乗客は何時間も列車に閉じ込められ、お疲れモード。
停車してからどれくらいだったのだろうか…少し離れた線路に列車が来た!
この列車に乗り換えか!?と乗客たちは熱い視線を隣に見える列車に向ける。
青年が窓を開け「助けて〜、助けて〜!」と半分冗談で叫ぶ。
彼の願い、乗客の願いも虚しく列車は走り去って行った…車内落胆。

駅からペンションまで歩けない距離では無いが、夜も遅いので駅からタクシーで帰るか…と考える。
車掌からどんな状況かの説明もなく、まぁ説明があっても理解できるかは
不明だけれど警察官が来る様な事と言う事だけは理解。
どれくらい停車いていたのだろうか、やっと列車が発車した。
乗客からは安堵の溜息が聞こえた。
長時間共にした乗客達は下車する際、挨拶をして去っていく…
やっとバンベルクに到着、共に数時間過ごした乗客に「サヨナラ」を言い降りた。
さあ、やっと着いた!タクシーは?一台もいない!同じ列車から降りた人が一人、二人…
時計を見ると12時過ぎている!
街灯の灯りを頼りに旧市街にあるペンションを目指し、靴音響かせながらひとり歩く…
変な人や酔っ払いがいたら物騒だと思ったが、人っ子ひとり歩いていなかった…
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